前回に引き続き、ギヤデフユニットを組み立てていきます。
最初に気になる部分の寸法を測っていきます。
ギヤデフのオイル漏れを防ぐOリングの入る部分のサイズを測ってみたのですが、
2ヶ所とも約2.0ミリぐらいですね。
(カップ側が測り難かったのですが、誤差範囲で2.1ミリの様な気がします。)
青色のOリングの厚みが2.0ミリなのですが、
カップジョイントにOリングを取り付けた状態で測ると、約1.85ミリになります。
これならOリングにグリスを塗布した状態なら丁度良いサイズかもしれません。
組み立てた後でオイルが漏れる様ならば、0.1ミリのシムを追加したいと思います。
説明書の通りに仮組してみたのですが、デフの動き始めがかなり渋いです。
Oリングと溝のサイズは丁度良かったと思っていたのですが、指定のシムを入れるとOリングを押さえ過ぎているのかもしれません。
この状態だとギヤを固定するピンも入り難い状態です。
対策として、指定の5×15×0.2ミリのシムを5×12×0.15ミリのシムに2ヶ所とも変更します。
変更後に仮組してみたのですが、ギヤデフの動き始めからが良くなりました。
オイル漏れをしなければ、これで大丈夫ですね。
(*´∀`)
オッケーデス。
パッキンにグリスを塗って取り付けてみたのですが、パッキンが溝にぴったりと入りました。
これなら組み付ける時にパッキンがズレる事もありませんね。
画像を撮るのを忘れていたのですが、ケース側も接続部分の面出しをしておきます。
後は説明書の通りに組み立てます。
と言う訳で、
完成しました。
(´∀`*)ノ
デキタヨー。
組み立てた感じは両方とも精度が良く、価格に応じた出来だと思います。
TA08の「オイルダダ洩れデフ」より完成度は上ですね。
TT-02に使えるデフの比較なのですが左から順番に、
・ノーマルギヤデフ + ホビーグリス
・OP.1875 オイル注入式ギヤデフユニット
・OP.2047 フロントダイレクトカップリング(39T)セット
・OP.2049 オイル封入式ギヤデフ(39T)ユニット
になります。
カップジョイントが大きいので、全体的に大きく見えますね。
ラリーマシンで使う場合はサスのストロークが大きいので、これ位のカップの深さが必要なのかもしれません。
それに重量が気になるところなので、各デフの重さを測ってみます。
先ずはノーマルデフです。
内部のギヤは樹脂製でグリスを塗布しているだけなので、思ったよりも軽いですね。
次にOP.1875 オイル注入式ギヤデフユニットです。
旧型のオイル封入式のギヤデフになります。
内部のギヤが金属製で重くなっています。
金属製のギヤで耐久性もあるのでTT-02Bに使うのなら、こちらのギヤデフかもしれません。
今回の OP.2049 オイル封入式ギヤデフ(39T)ユニットです。
カップジョイントが大きいので一番重たいかもと思っていたのですが、大丈夫みたいですね。
カップジョイントを小さい物に変えられるなら、もっと軽くできますね。
最後に OP.2047 フロントダイレクトカップリングです。
さすがに可動部分が無いので軽いですね。
今までは一番重たい旧型のオイル封入式のギヤデフを前後に使っていたので、軽量化によるレスポンスの向上が考えられます。
それにタミヤ製でTT-02のスプールデフとしては初めてなので、期待したいところですね。
(*´∀`)
タノシミネー。
残りのパーツが手に入り次第、TT-02に組み込んでいきたいと思います。
(*´∀`)
シバラクオマチクダサイ。