今回はV-ONE R4に使う12TG用の新型クラッチシューです。
OS12TGの出力特性に合わせたクラッチシューみたいです。
メンテナンスの時にクラッチベルのクリアランスが大きくなってきたので、テストのついでに交換しました。
説明書にはオプションのアルミクラッチベルとの併用で
「最高の性能を発揮する」
と表記していますが、あくまでもスペアパーツとして使うので、アルミクラッチベルは使いません。
個人的にはアルミクラッチベルの耐久性は信用していないので、レースユーザーでなければノーマルでも良いと思います。
(;´∀`)
ネダンモタカイシナ。
通常のクラッチシューとの比較ですが、形状や厚みなどは同じに見えます。
材質はカーボン混入(?)みたいな感じになっていて、これで違いが出るのだと思われます。
クリアランス等は同じ寸法で組み込んで走らせてみます。
クラッチシューの当たりが出るまでに2タンクほど軽めに走行します。
単純に組み替えただけの状態では「繋がりがマイルドなだけ」と言った感じで加速が悪くなります。
締め込み量とクリアランスの調整が必要になってくるのでが、イマイチこれと言った感じになりません。
セッティングに困っていたら、
店長「これを使ってみて。」
タミヤ レーシングクラッチスプリングです。
TG10 mk-2に搭載されているFS-12エンジンのソフトスプリングになります。
値段も150円と安くて安心です。
(*´∀`)
アラ、オヤスイワネー。
元々、京商の柔らかくて短いクラッチスプリングを使っていました。(画像左側)
タミヤのスプリングは線形が更に細く、全長が長いので調整が楽になると思います。
クラッチの調整は締め込み量 1.0ミリ、クリアランス 0.35ミリとしました。
走行した感じなのですが低速から繋がりも良く、コントロールが楽になります。
特にコーナー立ち上がりなど、リヤのスライドが少なくなるのでタイヤにも良いですね。
ただし「ブレーキを強めに使って、スロットを開け気味で曲がる」スタイルには不向きだと思います。
自分はコーナーを速度を残したまま転がし気味で操縦すスタイルなのですが、周回平均タイムが少しだけ上がりました。
次回はV-ONE R4の「あのオプションパーツ」を用意しています。
(*´∀`)
オタノシミニ。