今回はまとめの最後となる足回りの紹介です。
見ての通りにTT-02のノーマル足になっています。
まとめに書いた内容は、この「ノーマル足」を活かす為のセットアップとも言えます。
先ずは定番とも言えるサスアームとナックルの「ストッパーのカット」です。
このストッパーをカットしないとステアリングの舵角が足りなくて、低速コーナーで曲がりが足りなくなります。
足回りをスムーズに動かす為に「OP-1559 ローフリクションサスボール」も取り付けています。
このオプションパーツと加工は、もはや必須レベルとなっています。
画像は現在テスト中のナックルのボールのガタ取りです。
アッパーアームのボールの横側からイモネジを入れて、ボールのガタを押さえる加工です。
ボールの溝にイモネジを沿わせる形でアームの上下の動きに合わせています。
ボールのガタが無くなり、摩耗による「ボール抜け」が起きるまで調整できると思います。
現在はボールと取り付け部分の耐久性のテストを行っている状況です。
ノーマル足にはキャンバーの調整機能がありません。
説明書の通りに組み立てるとサスをストロークさせた時にキャンバーが起きてしまい、タイヤが上手く使えない時があります。
キャンバーの調整は「OP-1874 アジャスタブルアッパーアーム」を使う方が簡単なのですが、耐久性と入手性を考えノーマル部品としてます。
画像の様にナックの上下に「A8」部品を使う事で1G状態でアッパーアームに角度を付ける事ができ、僅かにキャンバーを付ける事ができます。
また、ストロークさせた場合でもキャンバー角を維持した状態になります。
この状態に6ミリのホイールハブ + 0.5ミリのスペーサーを組み合わせます。
アッパーアームは前後とも大き目のガタがあるので、シムやスペーサーを使って調整をします。
画像のスペーサーは、軸と同じ径の樹脂パーツを削った物です。
リヤ側にはOP-1549 アルミリヤアップライト(2.5度)を使って最高速度と安定性を狙います。
分かり難いのですが、「ハイポジション」で組んで車高を下げている状態です。
この状態ではフロント側と同様にアッパーアームに少し角度が付いた状態になります。
また、ドライブシャフトが水平に近くなるので、駆動効率も狙えます。
ホイールハブは6ミリ + 1ミリのスペーサーを組み合わせています。
サーボホーンは「OP-1799 サーボセーバー アルミホーン付き」を使います。
短いアルミホーンもあるのですが、こちらの方がサーボの作動量に余裕ができます。
サーボマウントはシャーシの「08カット」に合わせてTA08のサーボマウントを使っています。
一応、タミチャレに合わせて「OP-1977 アルミサーボマウント」を使える様にカットしたロアデッキも用意しています。
ステアリングに関しては「OP-1965 アルミLTステアリング」を使用しています。
こちらの方がリンケージが長くなり、ステアリングの取り回しが良くなっています。
ウワサでは「強度不足でパーツが曲がる」と言う話も聞きますが、今のところは問題がありません。
大きな力がかかった時にはセッティングボードの上で確認した方が良いかもしれません。
思ったよりも長い期間、TT-02のノーマル足を走らせてきました。
これは個人的にも思う所があり、
TT-02はサーキットでもレースでも活躍できる!!
と言う事を言いたかっただけです。
特にサーキット未経験の方で「TT-02で大丈夫かな?」と思っている人に伝わって欲しいところで、
ぜひTT-02を持ってサーキットに来てほしいです。
(人´∀`)
キテクダサイネ。
以上でTT-02 ノーマル足のまとめになります。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
(*´∀`)
セッティングガンバッテネ。