時間待ち

福井は午前１０時ごろから雨が降り出して、午後には本降りになった。本降りといっても、激しくはない。しとしとと降る雨。

午後３時。ようやく、すべての予定を終了して、やっと一服。こんな日に限って、以前ちょっと名刺交換したような人物から電話が入り、留守電がある。しかし、無視しよう。面倒くさい。

最近、こういうことだけは、昔の自分と変わったと思うね。ドライになった。正直になったといってもいい。何か不動産の事でアドヴァイスが欲しいらしいけれど、用事があるのは相手であって、私じゃないのだから、冷たいようだが放置しよう。

まあ、それはいいとして、昼寝もせずに動き回って、結構疲れた。

雨になる

By Yahoo :[ 14c/19c/90% 60p69k ] 雨　　LAST

降水確率９０％だから、あいにく今日は暖かい雨の日になるようだ。部屋の窓を全開にしていると、通勤車両の車の音もうるさく流れ込んでくるが、時折風も吹きこんでくる。雨を知らせる低気圧の接近なのだ。

あいにく、私は朝からビッシリ予定が詰まっている。外作業というわけではないので、傘でも用意すれば雨が降っても予定に影響はないが、いささか気が重い。いや、身体が重いのか？ははは

最近、友人のメイルがメチャメチャ面白い。もう、２０年ほど前に離婚して（というか、生活力がないので捨てられて）独身だが、数年前に父親の遺族年金で暮らす母親の介護と寄生生活をするために、田舎家に戻って来た。何世紀も昔、田舎に嫁に来た母親だが都会育ちのわがままな女性で、一切農業はやらないことを通して、昨年あの世に旅立った。

魚は骨があったら食べない、とか、真夜中に冷蔵庫をカラにするとか、大量の通信販売品に囲まれていたとか、１日にトイレットペーパーを３ロールも使い切るとか、認知症を患っている母親の介護はストレスの塊で、遂に心筋梗塞で倒れ、救急車で搬送され、九死に一生を得るなども体験している。

これが人一倍、不器用でドジな男なのだが、その彼に、いま「春」が来ているのだ！　中学時代の同級生だから、相手だって７０歳近いのだが、これが早い時期に旦那を無くし、田舎の家は田んぼや畑もあり、息子夫婦と同居しながら、孫もいて、かなり気楽な身分で、しかも長身の彼とは対照的な、小柄で元気百倍の行動的なご婦人。

帰省後何年たっても片付かない家の整理を、自主的にかつ、行動的に手伝ってくれている。ゴミなど大量に積み込んで、捨ててきたり、自分の集落の空き地で燃やしてしまう。彼の集落は、禁止しているからだ。

彼の元奥さんも、小柄。どうやら、昔から互いに馬の合う相手だったようだ。この話が、実に愉快なのだ。

今朝のNHKの朝ドラの如く、「アーラ、奥さん、素晴らしいお召し物ですわねえ、今度是非一度、教えて頂きたいわ、どこで拾ってきたのか！」などというセリフのように、メイルが楽しいのだ。