24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

70年の限界

2023年03月30日 | 気象

2023年3月30日(木曜日)午前4時30分:[ 3c/19c/0%  ]{ Getup0330 } 超快晴

週末も週明けも快晴の日々が続く気配。月末の農作業や家の外回り作業には、申し分のない時期だが、花見もシーズン。ただ、足羽川堤防の巨木のソメイヨシノも植樹されて、満70年が経過した。完全な古木で寿命がきている。桜のトンネルも見納めかもしれない。一斉に限界がきている。

まさに、福井に住む団塊世代の我々とともに、足羽川の堤防の桜は成長してきたのだから、若かりし頃の思い出に重なるけれど、それも、ついに終盤を実感する。時代が変わった。本当に変わった。ある意味で、昭和に生きてきた我々は、幸せだったと思う。

桜も元気で、明日を夢見ることが出来た。きれいな福井駅や高級車やスマホや新幹線は走らないが、空は明るかった。フーテンの寅さんの初期作品の終わりに出てくる地方の正月風景を見れば、そのころの時代の空の色、社会の色が分かる。いい時代だったのだ。

正月は、誰もが「自家用車」のフロントにしめ縄飾りを付けていた。信じられるだろうか?タクシーだって同様だ。今に日本の半分は、春になっても桜が開花しなくなる。花見は東北や北海道にいけなきゃって、時代がくるかもしれない。福井は、まだ、冬に雪が降るから、桜が咲くだろう。

今日は足羽山にある足羽神社の枝垂れ桜を見に行こうと家人がうるさい。腹の足しにもならない桜など、私にゃ、どーでもいいのだが、機嫌を損ねると、後々差し障りがあるし........。