のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ワンドロップ

2006-11-01 | Cirque du Soleil
 普段はペットボトルを大好きなGジャンのホルダーに入れて持ち歩いています。中の水が無くなればトレーニングルーム、舞台裏、グリーンルーム…といろいろなところに設置してある水のタンクから補充しています。もちろん再利用しながら。
 でもショーの間はペットボトルは更衣室に置いておき、タンク横に備え付けてある紙コップを使っていました。その数一回のショーにつき3個、つまり一日6個。このことに最近疑問を持っていました。円錐型の紙コップは置きづらいので少し嫌なのですが、はじめは1個目の紙コップを次の位置まで持っていったら使う数が1個減る、と思いました。そしてその後「ペットボトルをショーの間も持ち歩いたらいいんだ。ちょうど一周して戻ってこられる。」ということに気付いたのです。
 さて、いつからそうするか。何でもないことでも何かを変えるときはものすごく慎重になってしまう私には、そんな些細なこともなかなか始められないでいました。
 
 今日は臨時のミーティングがありました。5月のミーティングで紹介されたギー・ラリベルテ基金について。水のことに関するこの基金、ギーさんは自分の名前を表に出したくないということで“ワンドロップ基金”と改名しました。
 活動の一部を新たなフィルムで紹介し、賛同する人は給料の1%でいいのでその活動に寄付して欲しいということでした。
 その後ペットボトルの話があり、ペットボトルを一個作るのはその中の水の値段より高い、みなさんに基金の名入りの水筒を配るのでそれを使いましょうと。ミーティングの後、早速それを使い始める人がたくさんいて嬉しくなりました。
 さあ、私も今日こそ新たなことを始める日。私はいつも使っている自分の水筒を持ち歩きながらショーをしました。

 それにしてもこの名前、バトントワラーには少し紛らわしいです。
コメント
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