のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

いろいろなありがとう

2006-11-21 | KA
 以前に編んだ帽子が好評で、エイドリアンからは注文が入っていました。でも、毛糸を買いに行く暇がなくてなかなか作れないでいました。昨日は、先にやらねばならないことがあるのに、毛糸が手に入ったら我慢できず、2時間弱を編み物で楽しみました。
 そっと彼の机に置いておきました。メイクをしていると「サンキュー、ノリコ」と放送が。コーチの部屋に上がると子供のようにはしゃいで喜んでいて、リクエスト通りに付けた大きなポンポンをぐるぐる回していました。
 今ならできたものを買ったほうが安くておしゃれなものがたくさんあるのでしょうけど、差し上げる人のことを思いながら手を動かしているのは素敵な時間です。素敵な時間をいただけたことに私のほうが「サンキュー」です。

 クリエイションのときからお世話になっていたステージマネージャーのアルマンさんは、キダムなどほかのショーもしていたベテラン。そのキャリアを買われLOVEが開けるときにLOVEに移動しました。一時的にということで。
 LOVEが開けてからしばらくしてミーティングに現れたとき、LOVEの仕事は終えたけどKAに戻るかわからないとおっしゃっていました。
 そして今日。やはり戻らないと。ベラッジオとモンテカルロの間に建設中のホテルに入る新しいシルクのショー、エルビスプレスリーのショーに行くことに決めたそうです。
 「絶対に戻ってきてください。」とお願いするほど彼を頼りにしていたのに、いい人はみな去っていきます。

 2回目のショーのエピローグ、タタミという舞台にのっているとき「シュー!!!」と大きな音がし、煙がもくもくと上がりました。「花火…ここで火が出てしまったら最後どうなってしまうのだろう…舞台は動くのか…花火が置いてある舞台にいる人たちは大丈夫なのか…」
 最後に花火は半分欠けてぐるぐる回りながら上がってきました。
 そんな2回目のショー、今日もお客様がいらしてくださいました。花火は半分欠けていましたが私の心は満ちていました。
コメント (2)
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