のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

休暇の効

2007-01-25 | KA
 出番を待っているときに突然後ろから
「ノリコ、昨日はとっても良かったわよ。いつものことだけど…。」
 と、ローラに言われました。私はビックリして
「え、ありがとう…ああ、上から観ていたの?」
 と訊くと
「ううん、客席から観ていたのよ。そうそう、影絵のところのシェリーと出会うところもキュートだったし…あそこ、もう少しっていうところで邪魔が入るのよね、あああ…って思ったわ。」
 彼女がどうして客席にいたのかも訊く暇もなく、私がもう一度お礼を言うと彼女は舞台に向かって行きました。

 そういえば、昨日の一回目のショーのあと、休憩時間がさらに短かったのでバタバタと急ぎ足でいたところ、少し遠くからアーティスティックディレクターに呼び止められ「今日は本当に良かった。」といわれたことを思い出しました。いつもより“本当”に聞こえて嬉しく思っていました。

 きっと日本に帰ってたくさんの方に会い、日本語で話し、いろいろなことをし、本番がない日々を過ごし、精神的にリラックスできたのでしょう。身体も診ていただいたので肉体的にもいい状態であったのでしょう。

 そういえば、帰国した翌日チケット売り場に行ったとき、いつも丁寧にいいチケットを探してくれる方が「顔がすごくいい。」と言っていました。アルビンにも「うん?なんか違う感じだね…。」と言われました。

 いい休暇であったことが改めてわかりました。日本のみなさん、本当にありがとうございました。