ゴールデンウィーク、だ！

　今日は頂いた胚芽米を早速炊いて、元気に出勤。歩道を自転車で走り信号待ちをしていると、ビューンと車道から自転車が曲がってきて先を走っていきました。「もしや…。」ヘルメットをかぶりサングラスを掛け七分丈のズボンを穿いて颯爽と駆け抜けていったのは、アーティスティックコーディネーターのマリーヘレンさん。「かっこいい、かっこよすぎ。」と何度も口にしました。
　週頭はいつも緊張するのはわかっていますが、先週のこともあったのでさらに緊張していました。思わずチョコレートを口にしてしまうほど。フルートも新しくしなくてはならず気を遣います。
　踊り始めると曲がゆっくりに感じました。本番までに緊張度を下げすぎてしまったと思っていましたが、曲の速さはいつも同じはずです。緊張で焦っている自分がいるのだろうと、フルートを回すスピードを抑えてゆっくりの曲にたっぷりとのれるようにしました。途中から新しいミュージシャン、ロシェルの声が聞こえました。今日からこのシーンも歌うことになったようです。久しぶりの美声が嬉しく、助けられました。終わってから彼女にお礼を言うと「今日は初めてだったから少しかしこまった感じだったけど、次からはもっと広がりのある歌い方が出来ると思うわ。」と。楽しみです。
　このショー、お辞儀で客席に近づくと、前から１０列目ぐらいまで日本人の方々がほとんどと思われました。「あ、ゴールデンウィークだ。」
　二回目のショーには昨日一緒に遊んだご家族がいらしてくださいました。姉妹の興味深げに、大きな瞳をさらに大きく輝かせショーを楽しんでいる顔が浮かびました。この回は彼女達の笑顔に助けられました。
　自分の緊張度の調整にあまりにも神経を使っていたため、ステージマネージメントに伝えなければならないことをいい忘れていました。ショーの途中でジュリに言いに行くと「それで今日は落…。」まで言って「ハッピーな演技が出来たの？」と聞き直してくれました。こまやかなお心遣い。学びます。
　
　先週のことがあったからか、高橋留美子さんの“犬夜叉”という漫画を読んだからか、絶叫マシンに乗って脳みそがグルグルだったからか、昨晩は奇妙な夢を見続けていました。でも、もしかしたらこの夢のお蔭で脳の情報整理が出来ていたかもしれません。
　焦らずに、一日一日を大切に過ごして、いい状態を取り戻していきたいと思います。


　フランスのファッションモード誌の日本版『Numero TOKYO』６月号に掲載されているという情報をいただきました。バトントワラーの本庄千穂さんと木村朱美さんも紹介されているそうです。