のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

藤城清治光と影の世界展

2007-05-15 | Weblog
 ビザの申請、まずはこれをしないとアメリカへ戻ることは出来ません。滞在中に収得できることを祈りながらアメリカ大使館に向かいました。門を入るまでの待ち人数は相変わらずでしたが、その後、中に入ってからの長い列がなく、お蔭で友人の美声、繰り返される録音での書類確認案内も聞けずに、建物の中に入りました。
 パスポート申請で却下された例の写真にて再び挑戦。しかし今回も却下。リベンジならず。
 手続きはスムースに行きました。思ったよりも早く終わり、友人のランチタイムまで約2時間、町をぶらぶらしていました。訳あって自分の過去を振り返りながら…。
 友人は一緒に働く7人のお友達を連れてきてくれて、しゃぶしゃぶとすき焼きのランチ。KAを観に来てくださった方も、大使館で働く前にMGMで働いていたというアメリカ人の方もいらっしゃいました。みなさんとても良い方で楽しいときを過ごすことができました。

 横浜へ戻り東口をぷらっとしていると『藤城清治光と影の世界展』の案内が。母が定期購読していた“暮らしの手帳”で目にしていた彼の作品。惹かれるものがあり、そごう美術館に吸い込まれました。
 絵を観て思わず涙が出たのは、中島千波さんの桜の絵を小布施に観に行って以来。影絵、光と影…作品の緻密さ大胆なカット、色使いや構図、夢の広がる展示の仕方…力強く温かく、本当に素敵な展覧会でした。今月26日まで開催のこの世界展、みなさんにも是非ご覧いただきたいです。

 夜は家族で集まって日本料理を。今泳いでいたイカがお刺身になって出てくると透明でとてもきれいでした。足は切っても動いていて…日本のものでもまだいただいたことがないものはたくさんあるようです。
 明日が、幼稚園の子達も学校の子も、会社の方々も遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。