のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

サラが客席に

2012-08-17 | KA
 湿度計は、七十パーセントという高い数字を示していました。
 一列目にいらした男女のお二人は、日本からの方でしょうか。こちらを向いて一生懸命に拍手を送って下さいました。
 同じ楽屋のサラが、ショーを観ていました。帰り掛け、私側のカーテンを開け、
「ノリコ、綺麗だったわよ。」
 それから少し慌てて、
「あ、みんなも良かったわよ。でもね、ほら、あの...。」
 彼女がショーを観ると教えてくれたので、フルートを回しながら、彼女のことを考えていました。ショーの前、よくトレーニングルームでエアリアルを練習している彼女は、いつも私のことを気遣ってくれます。そんな彼女を思い出していたお蔭で、今日は気持ち良く舞うことが出来ました。それを彼女に伝えたかったのですが、状況的に彼女を引き留めるのが申し訳なく、お礼だけ言うことになりました。
 今日は、目の下がピクピクしていることと、首の痛みが気になりました。