陶展 町田裕也 AM陶工房(鳥居明生・小峰美省)はじまりました。
AM陶工房さんの小峰美省さんは、動物のモチーフを
フリーハンドで描いています。
陶板もウサギたちが楽しそう。
蕎麦猪口には、トラックやバス。
オブジェも魅力的です。小峰さんの雰囲気、世界がしっかりと出ていて
制作するときも、きっと楽しいんだろうと感じさせてくれます。
旦那さんの鳥居明生さんは、半磁のカップ一本勝負。
絵柄はシンプルですが、手間をかけてあるので、独特な輝きを放ち
雨上がりの葉から落ちる雫のような輝きです。
今回の陶展で一番の若手、町田裕也さんは、まだ20代(ギリギリ)ですが
今、まさに自分の世界を築き上げているところ。
焼き締め、貫入、釉物。
丁寧な作りと、焼きにこだわり、シンプルながら心に残るうつわです。
初日のスタートは、大荒れの天気
会期も5日間と短いので、お時間を見付けて
見に来て、掌で包んで、それぞれの世界を、たっぷり楽しんでください。
陶展 町田裕也 AM陶工房(鳥居明生・小峰美省)
2013年9月5日(木)~9月9日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)
作家在廊日
町田裕也 9/5・7・8・9
AM 陶工房 9/5・9 HP
埼玉県内に工房をかまえる2組3人の陶展です。
町田さんのうつわに惚れたのは、川口のクラフトフェア―、穏やかな話し口調からは想像できないシャープなラインが印象的で、シンプルなうつわに隠し味のようにスパイス効いて心をくすぐられたのです。
AM陶工房、明生さんのうつわは、使い始めて惚れました。あつらえたように手に収まり、口当たりは吸い付くようで酒の味が変わりました。美省さんの動物達も、穏やかであたたかく心が通う。
いずれの陶も、家であなたの帰りを待っていてくれる「ただいま」と声をかけたくなるうつわ達です。