ニッポン全国短歌日和

日曜日の午後中、HKHのBS2でやっていた。
さすがに生放送５時間半は続けてみれなかった。
はじめちょっと見て、中抜けで１時間くらい最後の選面をじっくり見た。
撰者の好みが選ではっきり分かる。
自分の選者になった気分でなかなか面白かった。
選歌結果はこちら↓
http://www.nhk.or.jp/bs-tankahaiku/result/tanka3.html

最終的に誰にも受け入れられ
心情を抑えた表現でありながら、じわぁ～と伝わってくる

↑が大賞に選ばれた。
選者賞は個性的な歌が並んだ。
私は小島ゆかり選者賞これが一番好みかな？



川柳も選者に選んでもらうことで、没句にならなくて済むわけだけれども
選者の目を意識しての作はいやらしい。
選がかわれば没句の生きる運命を与えられたのかもしれない。
な～んて不出来はだれが見ても不出来だろうけど

ゲスト選者のアーサー・ビナード（詩人）さんはあいまいを良しとする日本気質の中で異ななる雰囲気だった。
自分の思いをしっかり人に伝える強い意志を露わにし、対する人の選んだ歌の欠点を突いてくる。
他の人は自分が選んだ歌に含羞があったり
相手の選んだ歌の良い所まで言ってしまう。
戦うことが芯から本当は好きでない国民性なんじゃないかなぁ～と余計な感想。