陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

『死ぬのにちょうど良い日だ』という詩

2011-07-12 06:53:00 | Weblog
最近、目覚めが大変早い。
テレビを止めてラジオをよく聞く。
月曜日は坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンゴールドを大抵聞く。
全国ツアー目前に体調崩してから唯一、拓郎の元気な声がこのラジオで聞ける。
あまりにバカバカしい言いたい放題トークに安堵する。
日付が変わる頃、NHKのラジオ深夜便に変えて寝た覚えがある。
お決まりの4時から深夜便のお話を今朝もしっかり聞いた。
いったい、私はいつからナポレオン時間で睡眠が良くなったのか?
歳の所為?

今日は地域医療をやってこられた医師、名前が…大井げんせんせい?
話の題名は「住み慣れた家で過ごす知恵」

途中でとても気になる詩が紹介された。

   すべての悪い考えは私から出ていってしまった

   わが家は笑い声で満ちている


このふたつのフレーズしか記憶できなかった。
この言葉を反芻しなかがら散歩に出た。
3か月ぶりに骨粗鬆症の薬を昨日取りにいったら、また整形外科医からしっかり歩けと叱咤激励された。
大地を踏む力が骨を作るという説明だった。
来年1月の骨密度測定を期待しよう。



ひさびさに花に目がゆく。
いきなり夏日がきている。早朝ウォークでも汗だく。シャワーを浴びもう仕事服になる。
洗濯物干しが待っているが、
どうしても気になるから詩をネット検索。
見つかった。
うれしい。

  今日は死ぬのにとてもよい日だ

      あらゆる生あるものが私と共に仲よくしている
      あらゆる声が私の内で声をそろえて歌っている
      すべての美しいものがやってきて私の目のなかで憩っている
      すべての悪い考えは私から出ていってしまった
      今日は死ぬのにとてもよい日だ
      私の土地は平穏で私をとり巻いている
      私の畑にはもう最後の鋤を入れ終えた
      わが家は笑い声で満ちている

      子どもたちが帰ってきた
      うん、今日は死ぬのにとてもよい日だ

            プエブロ・インディアンの一老人の詩



介護者後悔必須の法則という話もあった。
緩和ケアで看取った夫にも私の中にいつまでも消えない後悔がある。
大井先生は
  「あなたがやっていることは、とてもいいことなんですよ」
と、介護者に言ってあげるそう。

アメリカのある緩和ケアでは「もういい」と生きるのをやめたくなった患者は
水と食べ物を断つそう。
半月後には穏やかな死が訪れる統計があるそうな。
認知症の寝たきりの方の胃ろう、意識のはっきりした方の気管切開…
自宅から病院へお送りしてお見舞いすると、こういう姿の利用者さんにお目にかかる。
「自宅に戻られる日は私にまたご連絡を」むなしい言葉を残して去る。

今日の話は前半。明日も続きが聞ける。
早起きしよう。





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