1Q84 BOOK 3 | |
村上 春樹 | |
新潮社 |
1と2を読んだ記事が2009.7.18。
読み返してみたら、”面白くなかった尻切れトンボ”みたいな感想だった。
妹はまだ具合が悪かったのか?と個人的な回顧…(遠い目になる)
本屋に最初、在庫切れと言われ続け、たまたま見つけた時に何か得した気分で買ってしまった覚えがある。
単なるミーハー感覚^^;
続きの3が出たのは知っていたけど、続きが気にはなるが買ってまで読みたい気がしなかった。
図書館は何十人待ちで回ってきそうもなかった。
今回、買った人から運良く借りられた。
その尻切れトンボの後味の悪さ解決、解決っと読み始めた。
フィクションならではの荒唐無稽さも、ちょっと幼稚な感じ。
大人向け?と言うような印象を今回は受けてしまった。
サスペンス?にしても、オウム真理教を扱っているにしても上っ面な感じ。
何が言いたいのか?良く分からない。登場人物に感情移入も出来なかった。
殺し屋のプロ、アマだけはよく分ったわ。
それこそ、だからどうなの?
異形のドジで家庭生活も営めなかったなんて、そういう人物像は感覚的にイヤ。差別意識がイヤ。
その探偵もどきがなんども、
失った家庭生活を回想するシーン。
ピアノを弾く娘2人と懐きもしなかった血統書付き犬、緑の芝生…
こういうベタな場面を散歩しながら個々の家々を見ながら、
そんなのが凡男のステータスでもあるのかな?
なんて、せっせと家族を私を養っていた亡夫など思ってみたりした。
元NHK集金人に、集金人以外この人には何もなかったって
その制服を着せて棺桶に入れるシーンなど、そこまでする?って違和感のみ。
そして、まだまだ、きっちり終わっていなんだなぁ~これが、気持ち悪ぅ~
「次 貸してね」と、同じく買ってまでは読みたくないがと、待っている妹に回す。
3になって、ますますだからどうなのよ?というじれったさが増した。
1・2・3と面白みが急降下でペースダウンしていない?
村上春樹ブランドでなかったら、マスコミがここまで焚き付けなかったら、売れたかな?
それとも、
読み手の私に問題があるのかな?
ブログに置いておかないと、読んだかどうかも忘れる今日この頃の私。
ハイ、とりあえず1Q84 123 完読
昨日の夜、ちょっと月が2つないか?眺めてみた。
残念1個だけ…2個だったらどこがどう違ってくる???