里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

2008年08月18日 | 日々のつぶやき
16日の午後、私が買い物から帰って来たら、団地の入り口に入る階段の下で、少し小さめの黒に白の筋が入った蝶が1匹いました。

とっさに「あっ、おばあちゃん?(母のこと)」と思いました。

そしてその蝶は、私を誘導するかのように、わたしの前を階段の上へ飛んで、玄関ドアのところまで来ると、さらに上に上がる階段の3段目に止まり、私が鍵をあけてドアを開けるのを待っているようでした。

ドアを開け、私が中に入ろうとした時、階段に止まっていたその蝶が降りてきて、ドアとわたしの足元に擦り寄って来て、そして又何処かへ飛んで行きました。

16日と言えば、京都では5山の送り火の日で、ご先祖様を送る日です。

7月27日に、父と母の位牌を舞鶴のお寺さんから頂いて我家にお迎えし、その時お墓参りも主人と私はしてきました。それで次は9月のお彼岸の頃にお墓参りはしようと考えていました。

お盆だからと言って、私が子供にお墓参りに行ってと頼んだわけではありませんが、長男も二男も自らお墓参りに行って来ると言って舞鶴まで行ってくれました。

ありがたいなぁと子供たちには感謝の気持ちでいっぱいでした。

主人が12日から足腰が痛くなって、お墓参りは出来ない状態になりましたので、7月27日にお墓へ行っておいて良かったと思いました。

京都のお墓も主人は行けませんでしたが、子供たちもみんなお参りしてくれました。家族ってありがたいなぁと思いました。

あの時私を誘導した蝶は、母が「ありがとう」と言うために来てくれて、そして又天の国へ帰って行ったのではと思えてなりません。あれから今までずっと蝶のことが不思議で頭から離れないのです。