里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

アルストロメリア

2010年04月24日 | 日々のつぶやき
JAF Mate 5月号に、星野富弘さんの詩と絵が出ていました。

毎号、この星野さんの詩と絵が出ているページが楽しみでいつも見ています。


 

絵も素敵ですが、詩がとても心に響きました。

暗く長い

土の中の時代があった

いのちがけで

芽生えた時もあった

しかし草は

そういった昔を

ひとことも語らず

もっとも美しい

今だけを見せている


投語

「美しいって、ありがたいことですね」


答語

「苦しみや悲しみを しっかりと

受け止めたものだけに

本物の美しさがあります」


実際、その通りだと思います。

苦しい事、悲しい事を受け止めて、それに耐えて、そこから明るさが見えて来た時は、本当に、その人も美しく輝いて見えます。

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2 コメント

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詩のとおり 魅力的な花ですね。 (ベル)
2010-04-25 00:18:02
ホントに その通りだと 思います。
私も JAFの最初のページが気になり
いつも 一番に観ています。
絵ももちろん魅力なのですが、
添えられている文章の素晴らしいこと!
いつも 胸打ちますね。

星野さんの お怪我されてからの物語の本を
いつも 手放さず見るようにしています。
本当に励みになり くじけない気持ちを呼び覚ましてくれます。
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星野さん (里の子)
2010-04-26 00:11:26
ベル様

いつもコメントありがとうございます。

体育の先生だった星野さんが、体育の授業中に怪我をされ、体の自由をなくされた後に、このように立派な絵や詩を書かれているので、いつも感動を与えられ、励みになります。

苦しみや悲しみをしっかりと受け止めたものだけに、本物の美しさがあります。と言う言葉の意味をご自分で示しておられると実感します。
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