千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

白木蓮

2011-04-08 | Weblog
 松本で会議を終わり、駐車場前の白木蓮を撮っていた。急に乗用車が止まった。「白い花は珍しいですね、カメラを向けていたので気づきました」と。カメラを持っていると、いつもと違う風景に気づく。人との関係も同じだ。人は、他者が関心を寄せているから、自己を認識できるのだ。人にとって一番辛い事は、他者が、自分に対し無関心であるる事だと言う。他者はどこまで行っても敵でしかない。敵だから、防衛する。これが前提だ。誤解を恐れずに言えば、敵だからこそ、真に分かち合える新たな地平が開けるのだ。仲間とい言いつつ、実はマニュアルの中で、「ありがとうございます」と言う。でも、相手には伝わっていない。敵だから、真剣勝負、覚悟を持たないといけない。その関係が、新たな関係を作るのだ。通じあうとはそうした事ではないのか思う。
コメント
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