昼の散歩中に庭先に黄色い花が咲きほこっている。相方に、「レンギョウ」だと教えてもらった。この季節は日々趣が違う。スピードが速いのだ。変化を感じる事ができる。水の中で泳いでいた蛙が、温められ、いつのまにか「ゆで蛙」になる。少しずつの変化に気づかない。気がついた時はすでに手遅れなのだ。自分のまわりの変化を捉えることは、それ程に難しい事なのだが、関心を寄せる(問題意識を持つ)こと。分かりやすく言うと、若かりしころ、異性に対しワクワクするような気持ちを持つ場合とそうでない場合と考えれば理解しやすい。関心を持つとはそういうことを指すのだと思う。拙者の年代になるとこうした気持ちが衰えてくるが、探そうとする(何でも良いのだが)気持ちが変化に遭遇するのだ。