昔の写真を見ていたら、お饅頭の写真がでてきた。
しみじみ、ながめちゃうなぁ。。。
今から5年前の3月、本当に大変だった・・・・・
ある町の観光課の友人が家に来たときのこと。
「3月までに、県に申請を出さないとお金が下りない」
「何の申請?」
聞いてしまったのが、コトの始まり。
「町の特産品を作らないと、県から予算が下りないんだよ」
「町の特産品って、何だろうね~。牛?」
「でも、牛じゃあダメか。米が余っているから、それを生かしたら?」
「私、子供が小麦アレルギーだから、米の粉を使って色々作れるよ」
この一言が余計だった・・・。
町の関係者が家に来て書類を交わし、私が町の特産品を作ることになったのだ。
それも期限が1ヶ月以内に作り、書類を提出。
私がお菓子担当で、それ以外にパン屋さん、製麺所さんも加わった。
それぞれ、町の特産物を使った食品を作ることになったのです。
パン屋さんは、リンゴを使い、
私と製麺所さんは、米粉を使うことに。
さて、どんなお菓子を作ろう・・・。
数種類のお菓子を作り、担当者に渡した。
好評だったのが、お饅頭。
作るお菓子をお饅頭にしぼる。
生地・餡をどんな風にするか試行錯誤の日々。
大昔に料理学校でお饅頭を作った以来、作ったことがなかった。
綺麗なお饅頭を作ること自体、大問題。
蒸篭、和菓子の本を取り寄せて試作品作りに没頭・・・。
もうその時は、空いた時間は饅頭作り!
朝から夜まで饅頭の生地で頭を悩ませていたのだ。
町の酒蔵から大吟醸と酒粕を購入。
米粉を使った、酒饅頭を作ることに。
配合が、とにかく大変でした。
やっと形が整ってきたかな・・と言うとき、
温泉で試食会を行うと言われてびっくり。
お菓子・パン・麺とローテーションを組むからヨロシク。
300個、作ってくれ・・と言われたのだ。
パンの日、お菓子の日、麺の日とローテーションを組み、
トータルで3日間、1日100個の饅頭を作ることになったのです。
もう、朝から夜中まで、饅頭を作り続けました!!
職業を変えようと思ったくらいです。
その時のお饅頭の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ce/97464fc3170718f343e5c31af39e50fd.jpg)
餡練りから包装まで1人で作りました。
この饅頭事件以来、3年は饅頭を口にしたくありませんでした。
だってね、参考に各地の饅頭を食べ、試作を食べ、
一生分の饅頭を食べたのでは?!って言うくらい食べたんです。
でもやっと最近、また作ろうかな・・っていう気になってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3b/bb4f9f73b52a29eda4dac203cf56eb58.jpg)
このお饅頭、自分で言うのもなんだけど、
すっごく美味しい酒まんじゅうです。
子供のように、かわいいです。
しみじみ、ながめちゃうなぁ。。。
今から5年前の3月、本当に大変だった・・・・・
ある町の観光課の友人が家に来たときのこと。
「3月までに、県に申請を出さないとお金が下りない」
「何の申請?」
聞いてしまったのが、コトの始まり。
「町の特産品を作らないと、県から予算が下りないんだよ」
「町の特産品って、何だろうね~。牛?」
「でも、牛じゃあダメか。米が余っているから、それを生かしたら?」
「私、子供が小麦アレルギーだから、米の粉を使って色々作れるよ」
この一言が余計だった・・・。
町の関係者が家に来て書類を交わし、私が町の特産品を作ることになったのだ。
それも期限が1ヶ月以内に作り、書類を提出。
私がお菓子担当で、それ以外にパン屋さん、製麺所さんも加わった。
それぞれ、町の特産物を使った食品を作ることになったのです。
パン屋さんは、リンゴを使い、
私と製麺所さんは、米粉を使うことに。
さて、どんなお菓子を作ろう・・・。
数種類のお菓子を作り、担当者に渡した。
好評だったのが、お饅頭。
作るお菓子をお饅頭にしぼる。
生地・餡をどんな風にするか試行錯誤の日々。
大昔に料理学校でお饅頭を作った以来、作ったことがなかった。
綺麗なお饅頭を作ること自体、大問題。
蒸篭、和菓子の本を取り寄せて試作品作りに没頭・・・。
もうその時は、空いた時間は饅頭作り!
朝から夜まで饅頭の生地で頭を悩ませていたのだ。
町の酒蔵から大吟醸と酒粕を購入。
米粉を使った、酒饅頭を作ることに。
配合が、とにかく大変でした。
やっと形が整ってきたかな・・と言うとき、
温泉で試食会を行うと言われてびっくり。
お菓子・パン・麺とローテーションを組むからヨロシク。
300個、作ってくれ・・と言われたのだ。
パンの日、お菓子の日、麺の日とローテーションを組み、
トータルで3日間、1日100個の饅頭を作ることになったのです。
もう、朝から夜中まで、饅頭を作り続けました!!
職業を変えようと思ったくらいです。
その時のお饅頭の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ce/97464fc3170718f343e5c31af39e50fd.jpg)
餡練りから包装まで1人で作りました。
この饅頭事件以来、3年は饅頭を口にしたくありませんでした。
だってね、参考に各地の饅頭を食べ、試作を食べ、
一生分の饅頭を食べたのでは?!って言うくらい食べたんです。
でもやっと最近、また作ろうかな・・っていう気になってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3b/bb4f9f73b52a29eda4dac203cf56eb58.jpg)
このお饅頭、自分で言うのもなんだけど、
すっごく美味しい酒まんじゅうです。
子供のように、かわいいです。
大変な事が有ったんですね♪
町の特産品ということは、現在どこかで販売されているのかしら?
これからの季節、お持たせにいいですね
あ、でもミトンさん作のが食べてみたいなぁ
大変も大変、全精力を使ったので、
その後ダウンしました・・
1ヶ月は体調不良になりましたよ・・・。
Tomtomさん
ふふっ、見た目が可愛いでしょ
販売権は、私と依頼主の町。
町の目的は、特産品の資金だったので作っていないですね・・・。
いつか作ったら、おすそ分けしますね