実は3日間、旅に出てた。年イチの短大時代の友3人との4人旅。
いつもは私が仕事をしているので土日の1泊2日だったのだが、今回は2泊3日。それも、ウイークデーに。
仕事が比較的空いている時期だと勘定したのと、青森の弘前城・弘前公園と、平泉に行きたかったのが
延び延びになっていたので思い切って。それが桜を見れるであろうと考えたGW直前位だったのだ。
しかし、そのどれもが見事に外れた💧。
関東組はJAL便で、関西組はANAで青森空港で待ち合わせ。いつも現地集合現地解散。
ハプニングも。
1人が1か月半前に膝のお皿を骨折して、4週間のギブスが外れたのが2週間前だと。皆に迷惑かけるかと
思ったけれど、どうしても行きたいと数日前の連絡で知った。
勿論お医者様には許可を貰ってるしリハビリにもなるしで、私たちはハナから、会ってお喋りさえ出来れば
良いのだから問題は無い。ゆっくり歩調を合わせて歩いたり、車椅子を借りたりして見学した。
1日目は弘前公園に行ったけれど、ものの見事に桜は終わってた。ちらちらと残っている木も在ったし、
八重桜は勿論綺麗だったのだけれど、私が見たかった情景は無し。花筏も無し。今年は特に早かったらしい。
季節ものだから仕方ないよね。
ちょっとちょっと!天守閣、地べた(地面)に置いてない?石垣は無いの?と思ったら、石垣改修中で、
天守閣だけ移動させている。そして又元に戻すらしいが、数年間、改修中でお城見れませんとか言ってたのは
一体何だったのか?
まあ、広々として気持ちは良い。岩木山が見えて景色良くて気持ち良かったけれど、超寒かった。着るものに皆
難儀したのよね。震えたわ。その日は青森泊。
珍しく、あえて旅館ではなくホテルに泊まり(4ベッドの広い部屋)、夕食は外へ出掛けた。
津軽三味線のライブをやってくれるところで、生の演奏を聞き、ホタテや海の産物を堪能し、隣の席の若い
男前のお兄ちゃん2人組に『大阪ですか?』と聞かれ(;^_^A、『僕らも大阪です。出張で来てる』と、ああっらぁ~
大阪から遠く離れたところで偶然に会うなんてと喜んで、楽しい時間を過ごし、おひねりのポチ袋渡して退散。
ホテルに帰ってから、私はさすがにパソコンは持って行って無かったがiPadを見て、あまりのメールの多さに
ゲンナリ。普段はこんなこと無いのに何で今日に限って?会社には3日間休むよ、旅行よと言ってはあるが、
お客様には言って無いから容赦なく来るよね。3日も放っておくわけにはいかないので最低必要限短く返事。
もうね、お腹抱えて笑い過ぎ。1年分の話やらなんやら。
Kがどこででも、差別用語連発するものだから『もう、ヒヤヒヤしたわ。私らは解っているからいいけれど、
あんな大きな声で公衆の面前で、そう言う言葉を平気で発してはいけません!もう考えと言うか感覚が
偏り過ぎてるんだよ・・。私、何もかんも知り尽くしているから今更友だち辞めるとは言わないけれど、
50年前にこれだったら友だちになってないかもよ。このワガママで言いたいホーダイを何とかしてくれいっ!』
と他の2人に言って嘆く。
彼女はお料理の先生。若い頃、ご主人の転勤に付いて行って2年ほど海外で過ごしている。その時に駐在員や
色んな人とのお付き合いがあって人脈が拡がった?楽しい時間を過ごしたみたい。元々お料理が好きだったのだろう。
帰国して30代半ばからヨーロッパの家庭料理のお料理の先生をしているのだが、生徒さんは皆口コミ。
結構ハイソ?と言うのかどうか判らないがお医者様のお奥様とかリッチな人が多いらしく、彼女自身がお料理教室
と言うより”サロン”だと言っている。1万円のランチを高いと言う人なんて1人も居ないと。
はいはい、解ったから💧、もうそういう類のことをよそで言うんじゃないよ・・とたしなめる。
そう言えば食事会の6人会にも1人差別発言するのが居た。その時も、そういうことを言っちゃあいけません!と
私は言ったのだが、どうもそう言うの多いね。
私は我が子に、私の感覚は凄く偏っていると言われている。お母さんみたいに、同じ環境の人ばっかりの学校で
6年も8年も一緒に居て、何の疑問も持たずに過ごして来て、それが世間一般の普通の感覚だと思ってる?と。
私は働かざるを得なかったから、比較的世間のことは解ってはいるつもりだけれど、それでもまだ、子どもに
言わせるとおかしいらしい。
私はだから、友だちと居る方が気を遣わないかも。ホッとする。
そうそう、Mもお喋りでね。KとMが喋っていると、いつまでその調子で喋ってるの?と思うくらい話は早口で
エンドレス。おまけに声がデカい。私は何度『こんなところで大きな声で喋るんじゃないよっ!』と注意したか
解らない。この、口から先に生まれたと言われるこの私がですわ。私でも負ける・・・位。上には上が居るようで。
そして夜も更ける。続きは次回へ。