問わず語りの...

流れに任せて

4Kデジタルリマスター版、映画『海底軍艦』1963

2025-01-25 18:36:43 | 怪獣、特撮

「午前10時の映画祭」を観るため、東宝シネマズ仙台に行ってきました。

 

作品は1963年(昭和38年)制作の東宝特撮映画『海底軍艦』です。

 

 

海底軍艦は私が小さい頃から、テレビで何度も繰り返し放送されてきた作品で、東宝特撮映画の中で最も観た回数の多い作品だと思うし、大人になってからはニュープリント版を劇場で観ているし、ヴィデオでも観たしDVDは持ってるし、もう何度も何度も観た。セリフもほぼ全部言える、かもしれない。

 

 

でも飽きないんだよねえ。

 

 

やっぱり海底軍艦の出撃シーンがめっちゃカッコイイんですよね。また伊福部先生の音楽がシーンを何10倍にも盛り上げる。あれはホントに素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポツダム宣言受諾を不服とした大日本帝国海軍軍人、神宮寺大佐(田崎潤)は部下を引き連れ逃亡。南洋の島で密かに最新鋭の万能戦艦「轟天号」を建造していた。

 

 

太平洋戦争終結から18年。まだ戦争の記憶が残っていたものの、平和と経済成長を享受していた日本において、時代の流れを受け入れた元上官久住(上原謙)と、未だ戦争を引きずる神宮寺との、相容れない意識。

 

 

私は神宮寺大佐の行動を必ずしも是とはしないけれど、その気持ちはわかる気がする。ひたすら勝利することだけを信じ戦い続けて、多くの仲間や部下を失って

 

 

今更止められないんですよ。負けを認めたら、死んでいった者たちに顔向けができない。その執念。その妄念。

 

 

哀れな人なんですよ。神宮寺大佐って。

 

 

まあ、ですから、映画の後半で神宮寺大佐が考えを改めて、人類のために轟天号を使うわけですが、ちょっとあっさりし過ぎてるんじゃない?とついつい思ってしまう。いや、映画の展開上はあれで正解なんだけれど、なにかもう一ひねりあったら面白いなと、思ってしまう。

 

 

神宮寺大佐は実は諦めていなかった!?とりあえずは目の前の脅威であるムー帝国を排除したあと、再び戦争を起こそうと画策していたとしたら!?

 

 

果たして神宮寺大佐を止められるのか!?止めるとしたら、それは

 

 

誰だ?

 

 

なーんて物語を、妄想してしまいます。

 

 

 

戦争は悲劇以外の何物でもない。人の命を奪い、人の心を狂わせる。

 

 

今もしも海底軍艦をリメイクするとしたら、そこまで描かなければならないんじゃないかな。なんてことを思う、今日この頃。

 

 

まっ、それはそれとして、やっぱり轟天号は

 

 

 

カッコイイ。

 

 

 

 

 

海底軍艦マーチ

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Dream Theater - Midnight Messiah (Official Video)

2025-01-25 04:13:18 | メタルを聴け!

 

 

 

プログレッシブ・メタルの先頭を走り続けるバンド、ドリーム・シアター。

 

 

静かなイントロから徐々に盛り上がっていく曲の導入部がめちゃめちゃカッコイイね。

 

 

プログレッシブ・メタルというくらいだから、かなり複雑な曲構成になっているのだけど、非常に自然に流れて行くので、何気なく聴いていたのでは、その複雑さに気が付かない。

 

 

でもよおっく聴いてみると、かなり複雑なことをやっている。

 

 

私は素人なのでよくわからないけれど、これってかなり高度な技なのではなかろうか。

 

 

 

まあしかし、そんなことはそれほど重要なことではなくて、なによりも曲が良い!私はこの曲

 

 

好きだな。

 

 

 

それにしても、ベースのジョン・マイオング以外のメンバー全員髭面(笑)。それもロン毛ならぬロン髭だ(笑)。

 

 

まるで仙人みたいな、ある種の”浮世離れ”感を強く感じさせ、他のどのロック・バンドとも似ていない独特の立ち位置を、そのロン髭で表現しているのかもね。

 

 

面白いなあ。

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