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流れに任せて

GODZILLA MINUS ONE Final Trailer

2023-12-03 05:03:06 | 怪獣、特撮

 

 

 

すいませんね、またしても『ゴジラ-1.0』の話です。

 

 

MONO MGAZINEにて大特集を組んでおりましたので、買っちまいました。まだ読んでないんですけど(笑)、チラッとみた限りでは、ゴジラの「背景情報」が書かれていましたね。

 

 

なんでも、小笠原諸島近くの深海に古くから生息していた生物で、近隣の島民には「呉爾羅」と呼ばれ、恐れられていたそうな。

 

しかしこの「呉爾羅」の話。日本本土にはまったく知られていなかったのだろうか?噂ぐらい聞いていてもよさそうなものだし、そんなところに基地を作っちまう日本軍の情報収集力無さすぎだろ?今一つ納得いかない感じはするなあ。

 

 

やはり伝説の祟り神みたいな存在にしておいた方が良かった気がするが、まあいいでしょう。

 

 

細かいところはどうあれ、映画としてのレベルの高さには、まったく変わりがない。

 

 

それと、浜辺美波ちゃん演じる典子の首筋にあった黒い痣。あれはやはり「ゴジラ細胞」だそうです。もしも続編があったら、浜辺さんが人を踏みつぶしているかも知れない、と、浜辺さんご本人が話しておられます(笑)。あれはただのハッピー・エンドではないことが確定されました。そりゃそうだ、あんな爆風に吹っ飛ばされて、普通生きてるわけないじゃん!それが生きてたってことは、そういうことなんだよ。

 

決して「甘い」ラストではない。舐めんなよって話。

 

 

 

 

ゴジラの「類まれなる」再生能力。あれは科学的にも説得力があるとするのが、例の「空想科学ラボラトリー」の柳田理科雄先生です。

 

 

ゴジラが爬虫類であるなら、トカゲの尻尾を切っても再生するように、再生能力があること自体は決して無理がある話ではないそうな。

 

もっと原始的なイモリ、あれ?、ヤモリだっけ?まあどっちか(笑)は、手足を切られても再生するそうですし、脳や心臓も、その一部分が残っていれば再生するのだそうな。だから

 

 

類まれなる再生能力を持つ「呉爾羅」が、原爆実験による大量の放射線を浴びたことで、その遺伝子が多大なるダメージを受けた結果再生能力が暴走し、「ゴジラ」となった、とする仮説は

 

 

少なくとも「空想科学」的には、十分あり得る話なのですよ。

 

 

あくまでも「空想科学」、もっとはっきり言えば「似非科学」の世界での話ですよ。空想科学、似非科学というのは、本物の科学を下敷きとしつつも、いかに面白い「法螺」を吹くかという「エンタテインメント」の一分野で、SFモノの一番の醍醐味はここにあるといっていい。

 

 

空想科学ラボのお二人は、この「似非科学」の楽しさをよく心得ておられる。愛しておられる。

 

 

だから、好きなんだよなあ。

 

 

 

 

 

ホント、楽しそうだ。

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