安楽寺は法然上人が流罪地から帰京され、安楽上人、住蓮上人の追悼の寺として創りました。
後鳥羽上皇の女官、松虫(19歳)鈴虫(17歳)姉妹は念仏の唱えを拝聴し
いつしか仏門に入りたいと願うようになりました。
後鳥羽上皇が紀州熊野に参拝の留守中、夜中秘かに京都小御所を忍び出て、
鹿ケ谷山荘を訪れ出家いたしました。
これを知った上皇は激怒し、安楽、住蓮上人は斬首、法然上人は讃岐へ
親鸞上人は越後へ流罪になりました。
その後両姫は瀬戸内海に浮かぶ小口島の光明坊で念仏三昧の余生を送り
松虫35歳、鈴虫45歳で往生をとげたと伝えられています。
訪問有難う御座いました。