政治家としては無能だが、芸術家としては1流
室町幕府8代将軍、足利義政に対する人びとの評価である。
義政は政治に嫌気がさし、妻子に蔑まれ、都のはずれ東山のふもとに山荘を
つくって、逃げるように移り住み、銀閣を建てる。
義政は次のような歌を残している
我が庵は月待山の麓にて
かたむく空の影をしぞ思う。
地位も家族も捨てた義政が人生で欲した唯一のものが、
月の光をうけて輝く銀閣だったのであろう。
撮影は12月18日
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