おはようございます。
先にお知らせをしておきます。本日11月5日は休日診療当番のため、午後の診察もあります。
午前は通常通りで午後は 17時まで診療しています。あらかじめお電話で連絡の上で来院してください。
さて、秋から冬へと季節が移り変わるこの時期、空気がだんだん乾燥してきますね。
風邪をひいていると来院される人も多くなったと感じますし、またお肌が痒くて来院されるときに相談を受ける人も増えてきました。
毎年、冬になると肌の痒みに悩む方も多いのではないでしょうか?
肌は皮脂によって守られています。乾燥肌はこの日氏の分泌が減って肌に含まれる水分量が低下することによって起こります。
こうした状態の肌は外部からの刺激に対する防御力が弱くなります。このため肌はわずかな刺激でもそれを痒みとして感じるようになります。
こうした時に無意識にしてしまいがちなのが肌を掻くということです。
肌を掻くことは皮膚を傷つけて、肌の状態を湿疹へと悪化させてしまいます。防御力が弱まって湿疹となった肌は外部からの刺激に抵抗し投与してヒスタミンの分泌を過剰にします。これがさらに痒みを招いてしまいます。
痒みを感じたら・・・
痒い時は肌に炎症が起こっている状態です。そこでまずは、冷たいタオルをあて、肌を冷やすことが効果的です。
そしてアルコールや刺激物の摂取、さらには直接肌を温めてしまう暖房器具の使用などは控えた方がよいでしょう。
アルコールを飲んだり、お風呂に入ったり血流が良くなるとなお、一層痒みが増すことがあります。
かゆみ止めの薬を使用したり、保湿剤で肌を守ったり そういう対応も効果があると思います。
ただ、かゆみの原因は様々です。あまりにひどいかゆみが続く場合は皮膚科の先生もしくはかかりつけの先生に相談をしてみてください。飲み薬のかゆみ止めや保湿剤、かゆみ止めの塗布薬など 適切な薬の使用のアドバイスがあると思います。
とにかく、搔いてしまうことだけは避けましょうね。
参考になれば幸いです。
本日もよろしくお願いします!