兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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シルバー世代の歩行法

2022年11月21日 | Weblog

おはようございます。

レーザー治療枠ですが、平日は1月末のあたりまで一杯です。また土曜日は1月末まで一杯になりました。

本日の午前でキャンセル2件出ていますので、ご希望の方があれば、連絡ください。

キャンセルが出ることは大変珍しく、空きがあっても割とすぐ埋まるのですが、ちょっとお知らせが急だったので、そのまま空いています。よろしくお願いいたします。

 

さて、紅葉狩りなどお散歩含め ウォーキングの気持ち良い季節になりました。

暑すぎず、歩いていて暖かくなるくらいのちょうどいい気温です。

 

そこで歩行について。

筋力の低下は歩行に大きな影響を与えます。日常生活を円滑に行い、健康寿命を延ばすためには、正しい歩行法を身に着けておくことが大切です。歩くときは爪先をあげて、背筋を伸ばし、歩くスピードに注意する。こうした点をチェックしてみましょう。

 

①まずは間違った歩き方をしていないかチェック!

ふくらはぎの筋力が低下すると、歩いているときに爪先が上がりにくくなります。すると、いつの間にか「すり足」で歩くようになり、小さな段差でもつまずきやすくなります。最近、転ぶことが増えたと感じている方は、特に注意してください。

 

上半身の筋肉の衰えや、筋肉が硬くなってしまっていると、歩くときの姿勢が「猫背」になりがちです。猫背で歩くと疲れやすく、また、肩こりや腰痛、膝関節痛など、様々な不調が起こる原因になります。

 

サルコペニア(筋肉の喪失)の診断基準の一つとして、歩くスピードが毎秒80㎝以下という項目があります。ほとんどの横断歩道の信号は毎秒1mの歩行速度であれば、渡れるように設定されています。しかし、青信号の間に横断歩道を渡り切れないーーー

こうした経験が増えているとしたらそれは危険なサインです。

 

②正しい歩き方に改善していく

すり足歩行を改善するには、歩くときに爪先をあげることを意識してください。爪先を少しだけ外側に向けて歩くと、爪先をあげやすくなります。

 

爪先をあげて歩くのがつらいと感じる場合は、ふくらはぎの筋肉を鍛えるようにしましょう。椅子に座った状態でのかかとの上げ下げや、床に座って脚を伸ばし、爪先を前後に動かすといった方法があります。

 

歩くときの猫背を改善するには、背筋をよく伸ばしてまっすぐ前方を見て歩くようにしましょう。背筋を伸ばして歩くのがつらいと感じるときには、体幹を鍛えるトレーニングが有効です。うつ伏せになって、まっすぐに伸ばした手足を同時に上下させる運動なら比較的簡単にできます。

 

歩行速度の極端な低下は軽視しないようにしましょう。医療機関や介護施設で、医師や介護師のアドバイスに従って、適切に対処していく必要がありますよ。日々の歩行を意識して生活してみてくださいね。ぐっと若返りますし、転倒しにくくなります。

 

今週も一週間よろしくお願いします。

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