Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

話は前後で恐ろしいことに

2011-11-23 21:02:41 | 日記
人から聞く話というのは、順番で印象が全然違う。最近こんなケースがあった。閑静な佇まいが魅力の旅館街のある旅館に、ある土木業者が「2週間後から工事に入りますので、大型車両がこの前を通りますが、十分に注意しながら走行します。」と挨拶したところ、「道路はアンタたちだけのものじゃないんだよ。」と説教を。それから2,3週間後にその旅館はボヤを出し、シーズンを棒に。その旅館は一方では、別の場所でも旅館を経営し震災の被災者を長い期間宿泊させている。ボヤがでたという事実を考えれば、土木業者の挨拶の話を初めにきけば「バチアタリ」の印象となるが、被災者を宿泊させている話を初めに聞いていれば、「なんて、ひどいことなんだ!」と逆の印象となる。世の中、こんなことって結構あるのではないのかな、と思った。もしかすると自分も同じことが起こっているのかも知れないと思う勤労感謝の日の夜であった。