「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

2007-04-24 21:38:00

2007-04-24 21:38:00 | インポート

今日も二つの現場をはしご。動いている二つの現場が近く、進行状況もほぼ同じなのでまとめて見ることができます。

Primer

こちらの現場では基礎の塗布防水のためのプライマーを塗布中です。外部に使うものなのでしょうがないのですが、多少臭いがあります。地下室ではなく、耐圧盤の天端も地盤面よりは上なので、側面の下半分のみに塗っています。

もう一つの現場では、もう埋め戻しが済み、設備屋さんが排水管施工の為の準備をしています。ところが、、、隣地の擁壁の底盤が比較的浅いところにあり(GL-200が天端)、増築部分のための排水管はその上を通らなければなりません。いろいろ検討した結果。排水管が地上に見えてきてしまうようになってしまいました。

約15mの長さの排水管が1/100の勾配で上がってくるとそれだけで15cm上がります。それに加え、枡一つ分で1cm上がり、枡5個で5cm。その結果15000/100+10*5=200(mm)で、最上流の管底が地盤面と同じになってしまいます。

Masu1 Masu2

問題は、排水管に対しての衝撃や日光に対してどう排水管を守るかです。とにかく、隣地擁壁の底盤をいじるわけにはいかないので、排水管はなるように施工し、後で守る方法を考えることにしました。


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