中越沖地震の現地相談活動でご一緒した小千谷の方から、お米をいただきました。
入れ物の魚沼産コシヒカリという表示の威力もあってか、ホクホクしてとてもおいしいお米でした。
相談活動の行き帰りの新幹線の中からは、このお米の栽培地の川口町を眺めることはできませんでしたが(ずっとトンネルの中のため)、南魚沼市の辺りはずっと田んぼが広がっていて実りの色になっていたことを思い出します。
その相談活動は、新潟県在住の建築家、長谷川順一さんという方がまとめているもので、「地震で被害を受けた住み慣れた家をできるだけ修復して住み続けていけるように」という意図のもと、現地の被災者の方の相談に乗り、不安の解消や技術的な解決策の提示をしているものです。私も建築士の端くれとして参加してきました。
まだまだ、住まいが安心できる状態にない被災者の方は沢山いると思います。これからもできるだけ参加したいと思っているのですが、日常の仕事が忙しくてお祭り状態なのでなかなか参加できません。雪が降る前にもう一度行ければいいところでしょうか。
中越沖地震の現地のこと、相談活動のことなどをイベントで報告します。イベントの名称は「住み手とつくる住まい展」というもので、NPO法人設計協同フォーラム主催です。10月27日(土)の13:30からの緊急報告新潟中越沖地震でもう一人の方と一緒に報告します。もしご都合がつけば、是非聞いてみて下さい。