「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

丸太梁と基礎の止水材再び

2007-04-13 23:14:45 | インポート

今日も二つの現場をはしごしました。
Maruta
一つ目の現場では、大工さんが構造材に墨付けをしている真っ最中。今朝、丸太が12本搬入され、これで今回使う丸太が出揃いました。今日決めたのは、どの丸太を何処に使うか。16本もあるとそれぞれを何処に使ったらよいか迷います。一度決めては、全体の整合性がとれないからとやり直したりと、何度も話し合いました。色を合わせる、長さの必要を満たす、荷重が掛かるところにはしっかりしたものを使うなどなど。
次にもめたのは、丸太の根元と末端をどういう方向で使うか。いろいろもめたのですが、棟梁の「家の中心が根元、外側が末端」「一番中心となる梁に対して末端を載せる」という言葉で決着がつきました。棟梁の言葉は妙に説得力がありました。
その他、渡り顎の部分のかかりの寸法などを決め終了。結構な時間がかかりました。
Kiso_1
二つ目の現場では、基礎の立上り部分の型枠を立てているところ。排水管のスリーブ・換気孔と補強筋、アンカーボルトの位置を確認しました。昨日見た止水材が施工してあるのも確認しました。
Kunis
止水材は、鉄筋の外側にきちんと施工してありました。型枠と鉄筋に挟まれたところなので、大変かなと思っていたのですが、なかなかどうしてしっかりとやってありました。
どちらも今後目が離せない現場です。


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