再読のための覚え書き
小僧の神様・萬暦赤繪
滋賀直哉
《小僧の神様》
寿司屋に入った貴族議員Aが見たのは、所持金が足らず、食べずに出ていった小僧の姿だった。
その小僧と思いがけず再会したAは、優しさから小僧に寿司を奢るのだが、Aの心には変な淋しさが募る。
《流行感冒》
「私」の住む我孫子の町にも、流行性の感冒が流行り出した。幼い娘を心配し、女中たちには、出かけないようにと厳しく言っておいたのだが。
他13編
2021.9.11読了
小僧の神様・萬暦赤繪
新潮文庫
昭和27年9月10日初版発行
昭和39年12月15日21刷
旧仮名遣い
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