再読のための覚え書き
三四郎
夏目漱石(1867-1916)
前期三部作その1。
九州の高校を卒業して上京し、東京の大学に入学した三四郎。純朴で不器用で、都会に圧倒されながらもやがて染まってゆく。
三四郎が恋心を抱く美禰子は、新しい時代の女。翻弄される三四郎。そこに、新時代(美禰子)と旧時代(三四郎)との齟齬を表現しているのかもしれない。
前期三部作その2「それから」へと続く。
2021.9.21読了
三四郎
岩波文庫
1938年5月15日初版発行
1986年9月22日57刷
#本 #読書 #文学 #文庫 #夏目漱石 #三四郎
