大江健三郎「われらの時代」

再読のための覚え書き

われらの時代

大江健三郎（1935-2023）

仏文学生の南靖男は、中年娼婦との情事に耽溺しながらも、懸賞論文によるパリ留学を脱出の糸口にしようとしていた。

また、靖男の弟滋が所属するバンドのメンバーたちも、閉塞感から抜け出そうともがいていた。

快楽と不能の繰り返しの中で、脱出のための最後に残った手段とは……。

2023.4.1読了

われらの時代

新潮文庫

昭和38年6月30日初版発行

昭和41年10月5日6刷

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