見つめ合う英文学と日本~カーライル、ディケンズからイシグロまで
東京大学大学院教育学研究科教授…斎藤兆史さん。
今朝の放送を聞いて興味を持ったので、
第1回「序-日本と英文学の出会い」をストリーミングで聴いた。
英語学習の重要性と方法、どんな作家を取り上げるかなどが語られていた。
ディケンズとモームは原書を所有しているが、今の語学力では超難解過ぎて全く歯が立たない。
もっと上達してから挑戦したい。
明治時代の学生は、英語を原書のまま読む人が多かったようだ。
田山花袋は『蒲団』でツルゲーネフを英語で読んでいたと書いている。
第2回は「新渡戸稲造の愛読書 ~トマス・カーライル『サーター・レサータス』~」。
1番印象に残った言葉は、
「最も手近な義務を果たせ」
「自分の手で為すべきことを全力で成せ」である。
それと新渡戸稲造は愛読書を32、3回読んでいること。
何度も繰り返し熟読することの大切さを教えられた。
とても参考になるいい話だった。
今後が楽しみである。