Pèlerinage de Saigyō au mont Yoshi 西行物語絵巻 吉野山への西行巡礼。江戸時代の写し。Saigyō monogatari emaki —Wikipédia https://cutt.ly/FUJBz2h Auteur inconnu Unknown author • Public domain
„Gleich wie der Regen und Schnee vom Himmel fällt.“
1、SINFONIA.
2、RECITATIVO.叙唱
Gleich wie der Regen und Schnee vom Himmel fällt und nicht wieder dahin ちょうど雨や雪が天空から降るように、そして、ふたたびそこに戻ることはなくて、 kommet, sondern feuchtet die Erde, und macht sie fruchtbar und wachsend, dass 地を潤して果実と稔りをもたらし、そうして蒔く種と食すべきパンを与える。 sie giebt Saamen zu säen und Brot zu essen: also soll das Wort, so aus meinem 私の口から出てゆく御言葉もまたそのようにしてあり、 Munde gehet, auch sein; Es soll nicht wieder zu mir leer kommen, sondern thun, ふたたびむなしく私のところに戻ることは決してないだろう。むしろ私を喜ばせることを行い、 das mir gefället, und soll ihm gelingen, dazu ich’s sende. そして、私が遣わすところのことを成し遂げるだろう。
3、CHORAL.RECITATIVO.合唱と叙唱
Mein Gott, hier wird mein Herze sein, 私の神よ、ここに私の心はあります。 ich öffne dir’s in meines Jesu Namen: 私はイエスの御名においてあなたを迎えます。 so ströme deinen Saamen, そうして、あなたの種子を蒔いてください。 als in ein gutes Land hinein. 良き土地に蒔かれるように。 Mein Gott, hier wird mein Herze sein, 私の神よ、ここに私の心はあります。 lass solches Frucht und hundertfältig bringen. こうした果実を百倍にしてもたらしてください。 O Herr, Herr, hilf! o Herr, lass wohl gelingen. ああ、主よ、主よ、助けたまえ!ああ、主よ、善く成し遂げさせたまえ。 Du wollest deinen Geist und Kraft zum Worte geben, あなたは御言葉に御身の霊と力を与えらる。 erhör uns, lieber Herre Gott! 我らの願いを聴き入れたまえ、愛する主なる神よ。 Nur wehre, treuer Vater, wehre, ただ防ぎたまえ、誠の父よ、 dass mich und keinen Christen nicht 私を、そして、いかなるキリスト者をも des Teufels Trug, des Teufels Trug, des Teufels Trug verkehre. 悪魔の誘いから、悪魔の誘いから、悪魔の誘いに迷うことから守りたまえ。 Sein Sinn ist ganz dahin gericht, 彼らの思いは、すべて誘いに迷わせること、 uns deines Rathes zu berauben あなたの助言を私たちから奪い去ること、 mit aller Seligkeit, mit aller Seligkeit. すべての祝福とともに、すべての祝福とともに。 Den Satan unter unsre Füße treten, サタンを私たちの足の下に踏みつけ、 erhör uns, lieber Herre Gott! 私たちの願いを聴き入れたまえ、愛する主なる神! Ach! viel verläugnen Wort und Glauben おお、多くの者は御言葉と信頼とを拒み、 und fallen ab, wie faules Obst, そして、腐った果実のように落ちる、 wenn sie Verfolgung sollen leiden. 彼らが迫害に苦しみ悩まねばならぬ時に。 So, so, so stürzen sie in ewig Herzeleid, そうして、そうして、そうして彼らは永遠の心の悩みへと落ちてゆく。 da sie ein zeitlich Weh vermeiden. そこで彼らは浮き世の苦しみから逃れるために。 Und uns für des Türken und des Pabst's そして、私たちをトルコ人と教皇の grausamen Mord und Lästerungen, 無慈悲な殺戮と嘲りと、 Wüten und Toben väterlich behüten, 凶暴とそして狂気から、父としてお守りください。 erhör uns, lieber Herre Gott! 私たちの願いを聴き入れてください。愛する主なる神! Ein Andrer sorgt nur für den Bauch; 他の者が気がかりなのは、ただ腹のことだけ。 inzwischen wird der Seele ganz vergessen. その間に霊魂のことはまったくに忘れ去られている。 Der Mammon auch 財神もまた hat Vieler Herz besessen. 多くの心に取り憑いている。 So kann das Wort zu keiner Kraft gelangen. そのために、御言葉には力無く、心にも届かない。 Und wieviel Seelen hält そうして、どのくらい多くの霊魂が die Wollust nicht gefangen! 欲情の虜となったままではないか! So sehr verführet sie die Welt, そうして、この世は彼らを巧みに惑わして、 die Welt, die ihnen muss anstatt des Himmels stehen, この世が、彼らには天国に代わってこの世が立たねばならず、 darüber sie vom Himmel irre gehen. あげくは、彼らは天国からさまよい出るのだ。 Alle Irrige und Verführte wiederbringen. 迷いそして誘惑されたすべての者が戻って来る。 Erhör uns, lieber Herre Gott! 私たちの願いを聴き届けてください。愛する主なる神!
4、ARIA.
Mein Seelenschatz ist Gottes Wort, 私の心の宝は神の御言葉。 mein Seelenschatz ist Gottes Wort; 私の心の宝は神の御言葉。 ausserdem sind alle Schätze その他のすべての宝は、 solche Netze, 網のようなもの、 welche Welt und Satan stricken, この世もサタンもどちらも、 schnöde Seelen zu berücken. 卑しい霊魂を捉えようと罠を張る。 Fort mit allen, fort, nur fort, 遠くへすべて。去れ、ただ遠くへ。 mein Seelenschatz ist Gottes Wort. 私の心の宝は、神の御言葉。
5、CHORAL.
Ich bitt o Herr, aus Herzens Grund 私は願う、おお主よ、心の奥から、 Du wollst nicht von mir nehmen あなたが私から離れられないことを。 Dein heilges Wort aus meinem Mund, 私の口より出るあなたの聖なる言葉は、 So wird mich nicht beschämen それゆえ私を辱めることはない、 Mein Sünd und Schuld, 私の罪と咎も、 denn in dein Huld 私はあなたの慈しみに setz ich all mein Vertrauen, 私のすべての信頼を置くゆえに、 Wer sich nur fest darauf verlässt, ただ強く身をそこに寄せる者は、 Der wird den Tod nicht schauen. 誰も死を見ることはない。
久しぶりにバッハのBWV18《雨や雪が天空から降るように》„Gleich wie der Regen und Schnee vom Himmel fällt.“のCDを取りだして聴いた。全集に収められているのは、アーノンクールの演奏である。