昔の写真データを整理していたら、こんなものが出てました。↑
ここ、インドを放浪したことのある日本人だったら大抵の人は知っていると思われる「クミコの家」というゲストハウスです。
・・・正確には、そのゲストハウスの女将である「クミコさん」のプライベートルームなんですが。
白いシーツが敷いてあるのがベッドで、上に置いてあるのが私の夕飯用に作ってくれたピラフのような食べ物。で、左側に並べてあるのが、私のカバンとジャンパーです。(その奥に布が被さっているものの正体は不明)
ここね、すごいんですよ。
実は、「今夜は満室だ」と言われたので諦めて引き返そうとしたら、クミコさんがぼそっと呟いたんです。
「あ、ワタシの部屋だったら空いてるけど」
それで、「そこでいいです」ってことで了解した後に更に呟かれたこと。
「ま、ワタシの部屋っていうか、ワタシのイヌの部屋なんだけど。」
・・・・・え?
っていうか犬小屋を客に貸す女将ってどうなの?それってフツー?と自問自答してはみたものの、次のホテルを探すのはかなり面倒だったのでそのままオッケーと言ってしまった。そして、後悔しました。
実に3畳ほどしかないその部屋のベッドはね、寝返り打てないほど狭いんですよ!
寝返り打てないんですよ、上の写真のベッド!!!
しかも見ての通り、毛布なし!カーテンなし!かろうじてシーツがきれいで助かりましたが、ふと寝転んで頭上の柱を見上げると、なんとまぁたくさんの蛾、蛾、ガァ!!!!!!!!!!(怒)
そして極めつけは、全てに目を瞑って消灯した後にやってきました。
・・・窓の外から、いかにも死に倒れのイヌの鳴き声が、クウン、クウン、と聞こえてくるんです。
クウン、クウン、と。。。。 息絶え絶えな苦しい悶え鳴きが、聞こえてくるんです。。。。(涙)
そこはまさに聖なるガンジス川のほとり。死体も流れてくるガンジス川のほとりです。
シャレにならん・・・・・と思いながら、疲れ切った身体をよいしょと起こして窓辺まで行き、イヌの姿を探してみました。
・・・・・・・・ あれ? ない!?
おかしいな、そんなはずないのにな、確かに聞こえるこの鳴き声はどっから来るんだ?・・・と首をかしげたその時、突然扉がバタン!と開いてクミコのイヌが~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
なんてね。
しょーもないこと書いてすいません。
ガンジス川のほとりに死に倒れのイヌの姿があったかどうかは覚えてないんですが、まぁ、その辺までは事実です。
とにかく、そんな思い出は実はどうでもよくて、この度新たに「ひとり旅テク」というカテゴリーを追加しました。
随分前に書いて別のサイトで公開してたもの(一部加筆修正)なので、あんまり面白くないかもしれませんが、一人旅に行かれる際には何かのお役にたてるかも・・・と思って一気に追加しました。
「女性独りでよく行くわね・・・」というようなことを言われることが度々ありますが、旅にもテクニックがあるもので、それさえ習得してしまえばオンナといえどもヘッチャラさ☆ということが多々あります。
ただし、こうした旅テクや旅感覚は数ヶ月ご無沙汰しただけで鈍ってしまうのも事実ですので、英語と同様、定期的にブラッシュアップが必要なようです。
旅の前にはご一読を☆