弊社では 「平成24年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」の補助金申請を
すでにご契約いただいており 工期も確定しておりますお客様のお住まい2軒について申請しております。
当該事務局のホームページ↓↓
http://www.zero-ene.jp/zeh/index.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2b/b11435ec33b3794cfe454b04b9823962.jpg)
事務局のホームページを見ますと
全国から2700件もの応募があったようで
当初7月末に採択決定通知が届く予定が 8月初旬にずれ込むようです。
また 申請者多数のため 予算額に達する見込みから2次募集も行わない予定であることが発表されました。
次から次へと国が提示する これからの住宅国策になんとかついていこうとする全国の工務店の意気込みが感じられます。
何社の工務店が提出したのか解りませんが みんな頑張っているようです。
先日 パッシブデザインの講演で野池さんもおっしゃっておられましたが
まず、長期優良住宅ができない工務店は、ふるいにかけられて
その次は、次世代省エネ基準クリア+パッシブ、アクティブソーラー(自然エネルギーの利用)、
最後はゼロエネでふるいにかけるような、これからの住宅政策です。
耐震も省エネもクリアできない粗悪な住宅を造っている工務店は、 なくなるよう な国土交通省が考える仕組みづくりだとか・・。
その考え方はよいとしても
長期優良住宅を一方で推進しておいて、ただでさえ職人さんそのものが減ってきておりますのに
ふるいから落ちたからといって メンテナンス、小さな修繕もしてきた小さな工務店、町の大工さんを世の中からなくしてしまうことが
お客様にとってはたしていいことなのか、建物を本当に長期に持たせることができるのか、
上から目線の住宅行政になっていないか 疑問に思う日々です。
今回の募集の概要は下記でした。
「平成24年度 住宅・建築物のネット・ゼロ・エネルギー化推進事業(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業)」
高断熱性能、高性能設備機器と制御機構等との組み合わせによるゼロエネシステムの導入により、
年間の一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロとなる新築及び既築の住宅。
補助対象費用の1/2以内です。
※補助限度額 一戸あたり350万円
「平成24年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」
住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、
年間での一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロになる新築及び既築の住宅。
補助対象費用の1/2以内です。
※補助限度額 一戸あたり165万円
posted by y.nose