水曜日、アメリカ国内から国際宇宙ステーションにクルーを打上げる可能性を再構築するNASAの試みの重要なステップ、「スペースX」のクルードラゴン宇宙船の打上中断システムのデモンストレーションが成功した。
この打上脱出可能性のテストの成功は、致命的な状況の下での打上台の宇宙飛行士達を安全に誘導する宇宙船の能力を証明した。クルードラゴンは、東部夏時間午前9時(日本時間午後10時)に、8台のスーパー・ドラコ・エンジンを同時に点火し、ケープカナベラル空軍基地の打上複合施設40に特別に建設されたプラットフォームから離昇した。エンジンは約6秒間点火し、それぞれ約 15,000 ポンド(6800 キログラム)の推力をつくり出し、計画通り大西洋上にトランクを放棄し、パラシュートで海に安全に降下した。このテストはエンジン点火から着水まで約2分で終わった。
<出典>: 「スペースX」
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<参考>: 左は打上、右は着水の写真。打上中止システムの意義については前記事(5月3日)を参照