2015年5月21日、スピン衛星(SpinSat)調査の器材とデータが、国際宇宙ステーションのロボットアームによる解放の後、「スペースX」のドラゴン貨物船の着水によって地球に戻された。この2014年11月28日のNASAの宇宙飛行士テリー・バーツによる写真は、ステーションからキュクロプス(Cyclop または SSIKLOPS)小衛星配備装置を通して軌道に放出されたスピン衛星の展開前を捕えている。このスピン衛星の研究では、新しい推進技術を使って、直径22インチの球面人工衛星が宇宙でどのように動き自身の位置を定めるかをテストした。研究者達は、大気の最も上層の一つ、熱圏の密度を判定するためにスピン衛星によって捕えられた高解像度の大気のデータを使うことができる。熱圏についてより深く知ることで、技術者と科学者達は、衛星およびデータ通信技術を洗練させることができる。
<参考>:スピン衛星は中央上の球体。右下に日本の「きぼう」。その先で画面の中央を占めているのは「きぼう」の露出観測機器プラットホーム。
<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」
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