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<今日のテーマ>: スプライト、カメラ、アクション
国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗した宇宙飛行士が、北米上空で撮影された一連の写真で、稲妻に関連する大気現象である赤いスプライトを捉えた。嵐の雲が、米国中西部と南部の夜の街の明かりを覆い隠している。宇宙ステーションのカナダ製 RM2 ロボットアームが、イメージのシーケンスの中央に、暗く細長く示されている。
ステーションから撮影されたこのコマ落としビデオは、長い一連の写真を、短い間隔で撮影することによって作られる。イメージは、毎秒約25フレームから29フレームを使って編集され、僅か数分で数千マイルの地球を紹介するビデオが作られている。このトリミングされたタイムラプスは19秒に及び、メキシコ北部と米国南部および中西部の州の光景を提供し、ステーションが五大湖とカナダ西部に近づくと終了する。
稲妻の閃光が嵐システムを照らし、ビデオの15秒後、カナダ製アーム2の右側に一つの大きなスプライト(Sprit)をつくる。大気圏のこの層は、雷雨と関連する積乱雲のトップよりはるかに高い、地球の表面の約50~80キロメートルである。
国際宇宙ステーションでは、雲の頂きやスプライトなど一時的な大気現象(TLE:transient luminous events)を観察できる、気象システムのユニークな見晴らしの良い場所を提供する。スプライトは、帯電した雲から地面への、稲妻のストロークと結びついているように見える。正に帯電した稲妻は、大気中の窒素と相互作用して、赤色の光の閃光をつくる電気的破壊を引き起こす。この写真のスプライトは、クラゲ・スプライト(jellyfish sprites)に関連する、赤い巻きひげを持っている。
<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。後半にスプライトの輝きが現れますが、極めて短い、一瞬なので注意してご覧ください。雲の中に見える多数の白い瞬間の光は、地上に落ちる稲妻の発光を示しています。
<出典>: Earth Observatry
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