プチ工作

2021年01月06日 22時56分35秒 | 工作
2021年を迎えました。コロナ早くおさまってほしいです。

年末年始は工作をしました。
鏡筒バンドに穴開けて、タップをたてただけなので工作とは言えないかもしれませんが、一応道具を使ったので。
先月ハヤブサ2を狙った時に困ったのが、R200SSでオートガイドする事ができなかったこと。

分かるでしょうか?ビクセン純正のアリミゾでは、他社製のビクセン規格がきちんとつきません。
ビクセン製とは角度が微妙に違い、ビクセン規格とうたっている製品もきちんと付きません。

そこで鏡筒バンドに新しいアリミゾをつけようと思い、穴開け&タップをしました。


適当にやるとこうなりますよね(汗
こんどはちゃんと線を引いてタップ切り。


しかしそう簡単には終わりません。

このアリミゾ、剛性が弱く、皿ネジできつく取り付けると、両サイドが内側に撓んでアリガタが入りません。

ミゾの幅は9mm。市販の4mmネジはネジ頭の幅が10mmなのでネジが入りません。
穴あきボルトの5mmを使うとネジ頭の幅は8.5mmなのでミゾの幅には収まりますが、
ネジ頭の高さが高くアリミゾがスライドできません(つけられません)

結局、早朝に鹿児島市内のホームセンターに行き、極低頭ネジを購入しました。

これなら

スライドの邪魔になりません。
ネジ頭の幅は9mmとミゾの幅とちょうどなのでつけられるか心配しましたが、どうにかはまりました。




ネジが無駄に長いですよね。

ついでにアリガタのネジも交換しました。

右が購入した部品


ついでにε180EDも変えました。

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シグマ105mmケース作り

2020年11月24日 23時17分31秒 | 工作
このレンズはアウトレットで購入したため、ケースなどが付属していませんでした。
ガム星雲を撮りに行ったときは、クッション代わりにタオルをレンズに巻き、リュックに入れて持って行きました。
これでは心配なのでアルミケースをホームセンターで探しましたがちょうどいいサイズがなく、
下図の様なプラスチック製のケースにしました。

1150円也。
次にクッション。

これを何層か重ねます。取り出しやすいように、三脚座を上側にしました。

レンズが入るように中をくりぬいていきます。


上蓋にもクッションをつけて出来上がり。


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105mmのガイドシステム

2020年08月24日 00時00分00秒 | 工作
休みを利用して機材を整理していると運良くコスモ工房製アリガタとビクセンのファインダーアリミゾが出てきました。
これを利用して105mmを使ってオートガイドするシステムを作ることにしました。

鹿児島の市のハンズマンに電話すると、無料で工作室でボール盤が使えることが分かり行ってきました。
ビクセンのファインダーアリミゾは4mmの皿ネジで取り付けられますので、
3.3mmのドリル刃を購入し4カ所穴開けました。
家に帰り、タップで4mmのネジ穴を作りました。

アリガタの底面にアリミゾを取り付けます。
完成はこんな感じ。


実際にSXP2に付けてみるとこんな感じです。

近くにあったQHY-5LⅡを付けてみましたが、欠点が発覚。
QHYはカメラの底からケーブルが出ているので、赤緯体と干渉してケーブルがつけられません。

しかしガイドはASI120MMを使います。120MMは上画像のようにケーブルが背面から出ないのでおそらく問題ないはず。


ビクセン純正のアリミゾでは120MMにつけているアリガタがはまらないことが分かり、
180mmにつけているファインダーアリガタに替えました。
ネジ穴径も偶然4mmで加工することなく付けられました。

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ギコギコ プチ修理

2018年06月16日 19時00分00秒 | 工作
GP赤道儀にVMCを乗っけると、手持ちのウエイトじゃちょっと足りなかったので
ヤフオクで1.9kgのウエイトを購入。
取り付けてみると、なんか手応えが変。
ネジを外してみると

なんじゃこりゃ~ ですよ。なんかのネジです。
NCNRと言うのならこのことはちゃんと説明に記載しておくべきです


右が本物の心棒(というのかな?)。左がウエイトの中に入っていた心棒もどき。

仕方ないので、ホームセンターやダイソーで必要な材料を購入。
心棒はアルミの棒を使用。100円台で売ってあった。
真鍮の棒もあったけど値段が500円ほどするので今回はアルミで。
しかし、計測の時にメモリを読み間違えてΦ4mmが必要なのにΦ3mmを購入して、再度ホームセンターに行くことになった。


ダイソーで購入した金切り鋸で2.7cmの長さにギコギコ。
アルミなので1分もかからず切断。


心棒を入れて
(左はΦ3mmのアルミ棒。使い道無し)


無事装着。プチ修理完了。
かかったお金は。Φを勘違いし購入したアルミ棒をいれても500円ほど。


前作った極軸あわせの道具を試したいのだが、数日ずっと高層雲が取れず断念してばかり。
台風も近づいてきていて風も強いし、惑星にも不向きな天気です。
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北極星が見えない

2018年06月03日 18時00分00秒 | 工作
最近惑星撮影をメインにやっていますが、撮像場所は南向きのベランダ。
北極星が合わせられないので、撮像しながら常にコントローラーで位置修正を入れています。
修正を少なくしたい、できるだけ極軸を合わせたいとの思いより、
手持ちのポラリエ用のポーラーメーターを使って極軸あわせができないか考えました。

AXJやAP赤道儀ならアクセサリシューが付いているのでそのまま利用できますが、
使っているGPにはそんなのはありません。

材料

アクセサリシュー用水準器、コの字金具(90mm)、アクセサリシュー×2、ネジキャップ、
つまみ付き4mmネジ、1/4インチタップ


コの字金具に5mmの穴を端に2カ所あけ、1/4インチタップでネジを切りました。


アクセサリシューを取り付けました。
中央端には4mmのタップを切り、ネジがつけられるようにしました。


赤道儀に傷が付きそうなところには養生テープやネジキャップをつけました。



脳内で右に90°回転させてください。



偏角にも対応できるかな?


適当に北に向けていた今までよりは、より正確に北に向けられるかなと期待。

コメント (2)
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