ベランダ撮影に向けて

2020年04月29日 12時00分00秒 | 機材
昨年はヤスデ等の不快害虫により初夏~初冬にかけて、庭で撮影することが困難でした。
今年も4月に入り、さっそく2匹家の中にヤスデが入ってきました。
大家さんが薬を家の周りに散布してくださったので、今のところ侵入はありませんが、庭では時々見ます。
昨年度の傾向として、玄関やリビングでは見かけましたが、2階ではほとんど見ませんでした。(0ではないですが)

そこで昨年から2階のベランダで撮影できないか考えていたのですが、ネックになるのは極軸合わせ。
南向きなので北極星が見えないという件。
ポーラーメーターやドリフト法など試しましたが、いまいちしっくりきませんでした。
そこで先月発売されたステラショット2を導入しました。

ASIAirProとどちらを選ぶか迷いましたが、Gearbox付ステラショットを選択しました。
スーパーポーラーアライメント機能とASIAirだとガイダーも購入が必要という点が決め手でした。

幸い天候に恵まれているので、2晩スーパーポーラーアライメント機能を試し手順を把握しました。
①SXP2にポーラーメーターを付け、極軸を北に向ける
②SB10でアライメントの実施
③ガイダー、カメラ等をGearboxに接続し、通電させる。
④PCとGearboxを接続(無線)し、ステラショット2を立ち上げる
⑤ソフト上で望遠鏡、カメラ等を接続する
⑥極軸補正の実施

⑦明るい星を導入し、高度・方位ねじを回して写野の中央にいれる
⑧再度極軸補正

以後、必要に応じて⑦⑧をくり返す
という流れで極軸を合わせます。
昨日はもう1回極軸補正しました。

このくらいまで追い込めたら自分の機材では大丈夫かなと思います。

やってみて感じたのは、
「①をできるだけ正確に行うと後が楽そう」と「⑦の難しさ」です。
高度ネジと方位ネジは動く方向が90°違うと思っていたのですが違いました。
どちらのネジを回してもなぜか似たような方向にき、なかなか行って欲しい方向に動いてくれません。
ここがクリアできたらセッティングがだいぶん早くなります。

ノータッチガイドを試しましたが、180mmや330mm程度では十分でした。
昨夜はQHY-5LⅡでオートガイドもテストしようと準備してましたが、Gearboxがガイダーを認識してくれません。
Gearboxがガイダーを認識してくれれば、ベランダで撮影することが可能になります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする