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MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Linda Ronstadt / Living in the U.S.A.

2009-03-01 02:17:27 | この1枚



初めて行ったライヴ・コンサートがLinda Ronstadtでした。
今からちょうど30年前のきょう、79年3月1日の神奈川県民ホールです。

その何ヵ月か前にチケットを取ったわけですが
横浜ジョイナスのプレイガイド前で同級生と待ち合わせたのは朝7時でした。
当日目にしたものは100メートル以上も並ぶ人の列。
仕方がないのでとりあえず最後尾に並び発売を待ちましたが
その数十分後に現れたのが待ち合わせたのとは別の同級生。
「ずっと前の方に並んでいるからそっちに来い」と。
かくして当日は1階14列という信じられないくらいの良席に座ることができました。

ローラースケートのジャケットでお馴染みの『Living in the U.S.A.』は
来日前の78年秋に発表されたアルバムで
その前作『Simple Dreams』とともに彼女の人気絶頂期の作品です。

それまでも彼女のアルバム作りは
スタンダード・ナンバーと、同時代のアーティストの曲をバランスよく織り交ぜた
選曲の良いカヴァー・アルバム的な色彩が濃かったですが
ここでもその路線は変わっていません。

シングル・カットされた「Back in the U.S.A.」(Chuck Berry)、
「Ooh Baby Baby」(William Robinson)、
Doris TroyやHolliesで有名な「Just One Look」の3曲のほかにも
Elvis Presley「Love Me Tender」、
スイング・ジャズの名曲「When I Grow Too Old to Dream」などを
持ち前の歌唱力で個性豊かにカヴァーしています。 

しかしそれらよりも凄いのが
同時代のまだそれほど有名ではなかったアーティストの
「Alison」(Elvis Costello)、「Mohammed's Radio」(Warren Zevon)、
「White Rhythm and Blues」(J.D. Souther)です。

コンサートではアルバム『Simple Dreams』に収録されて
全米ヒットとなったWarren Zevon作「Poor Poor Pitiful Me」の歌詞の一部分
Well I met a boy in the Vieux Carres
Down in Yokohama

の部分で大いに盛り上がりました。

恋多き女、ミス・アメリカのLinda Ronstadtが当時の大統領候補
Jerry Brownカリフォルニア州知事と付き合っていた頃の話です。

「Alison」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=nAHktlvoZEE
「Mohammed's Radio」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=_kLGsPSrClE
「White Rhythm and Blues」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=J2Txn_RmnlE
「Back in the U.S.A.」↓
http://www.youtube.com/watch?v=g8ow35lI42Y
「Just One Look」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=_da_nsmJvnY

コメント
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