感ずるところがあってのイメージ・チェンジだと思いますが
これが良い方に出ています。
07年の1stアルバム『10 pieces, 10 bruises』は
メランコリックで悲しげな曲のオンパレードで
何かこの人自身が幸薄い女性のような気がしました。
今年2月発売の今作、2nd『This Is Jonna Lee』は
アルバム・カヴァーからカラフルでポップ、
1stシングルの「My High」を聴いてまず驚かされましたが
全体的により自由に自然な作品に仕上がっています。
ヴォーカル・スタイルも前作の画一的なものから大きく改善、
曲によって様々な表情を見せています。
もともとオルタナティヴ・シーンにいた人だけに
少しラフな感じのヴォーカルも結構決まっています。
とは言いながらも一番気に入った曲は
2ndシングルのメランコリックな「Lake Chermain」です。
この曲は07年セザール賞受賞のフランス映画
『Ne le dis a' personne』を基にした曲とのことです。
RazziaのレーベルメートAnnika Norlin（Hello Saferide, Säkert!）、
Andrea Kellerman（Firefox AK）らが
バック・ヴォーカリストとして参加しています。
アルバム・ヴァージョンはイントロが約1分長いです。
「My High」→ ♪
「Lake Chermain」→ ♪
「Something So Quiet」→ ♪
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