Monkey Swallows The Universeの昨年発売のセカンド・アルバム「The Casket Letters」を今年初めに購入して一度書いていますが(こちら)、未だにこのアルバムをかなりの頻度で聴いています。
すでに解散していて、ヴォーカリストでソングライターのNat Johnsonはソロ活動を始めています。MSTUは、ヴァイオリンやチェロやグロッケンなども使った透明感のあるフォーキーなサウンドが心地よいですが、一番の魅力はなんといってもこの人のヴォーカルです。少しザラついていて決して美声とはいえませんが、歯切れが良くてポジティヴな感じのするところが気に入っています。
収録曲の「Bloodline」は、個人的には今年聴いたすべての曲の中で一番の名曲だと思っています。切なくてすべてが完璧です。ただアルバムの中ではこの曲だけ浮いていたりもしますが・・・。好きなアーティストでたとえると、Basia Bulat + Sambassadeurという感じです。
「猿が地球を飲み込む」などという変なネーミングですが、このバンド名をインターネットで検索すると、堺正章主演のドラマ「西遊記」の第何話だかが引っかかってきます。
名曲「Bloodline」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Dd4PzhdOTMY
MySpace ↓
http://www.myspace.com/mstu