MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Maia Hirasawa - Drom Bort Mig Igen

2010-02-18 00:38:38 | レヴュー

Maia Hirasawaが先月25日、Razziaからリリースした
4曲入りEP『Dröm Bort Mig Igen』。
今回、初めて母語のスウェーデン語で歌っています。

これまでに出した2枚のアルバムでは
シンプルだった1st『Though, I'm Just Me』の方が
これからも長く聴ける作品だと思っていますが
今回のEPは驚くほどシンプル。
「And I Found This Boy」タイプの曲がなく
抑え目のヴォーカルでじっくりと聴かせてくれます。

**********

1曲目の「Tusen Bitar」は
Björn Afzeliusという人の曲のカヴァーで
本国では割と有名らしいです。
改めてHello Saferide/Säkert!との共通点を
感じさせてくれる曲で
スウェーデン語の語感のせいか
少し前に書いたMaud Lindströmという人の
曲も思い出しました。

2曲目のタイトル曲「Dröm Bort Mig Igen」は
ピアノの弾き語りで始まる3拍子の曲。
全体的にクラシカルな味わいを持つ美しい曲です。

3曲目の「Leva Nu」は
1stに何曲か収録されていた地味めの曲に似た感じですが
後半は多彩な楽器で割と大きな展開を見せます。

そして4曲目の「Fredag」。
ギターの弾き語りで始まる
バラッパッパッパーのヴォーカルが心に残る
EP中で最もポップでキャッチーな曲。
この曲が一番気に入りました。

**********

スウェーデン語なので何を歌っているのか
全く分からないわけですが
聴いていて不思議と違和感はありませんでした。

今朝、iPodに入れて出かけたのですが
通勤の行き帰りで10回も聴いてしまいました。

「Tusen Bitar」 
MySpace



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« The Knack - My Sharona | トップ | Sambassadeurの新曲フリーDL »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レヴュー」カテゴリの最新記事