MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Tuxedomoon / In A Manner Of Speaking

2009-05-16 19:39:42 | 今日の一曲

今朝方少しだけ触れたTuxedomoon。
割と最近、再結成して結構人気が出ているようですが
これはバンド中期の85年のアルバム
『Holy Wars』=写真=に収録されています。
このサンフランシスコ出身の耽美派バンドを象徴するかのような
妖しい美しさを持っている曲です。
Crépusculeと並ぶベルギーのブリュッセル発インディーズ・レーベル
Crammed DiscsのCramboyレーベルから。

実は前回の下の方でリンクを張った曲「St. John」も
同じアルバムに収められているのですが
その「St. John」はSteven Brown、
今回の「In A Manner Of Speaking」はWinston Tongと
この当時の2大看板ヴォーカリストが
それぞれ歌っています。

Winston Tongのヴォーカルは
Steven Brownよりもしっかりとした存在感があります。
ヴォーカル兼パフォーマンス・アーティストで
このPVではタイプライターを叩いています。

O give me the words
Give me the words
That tell me nothing
O give me the words
Give me the words
That tell me everything
俺に言葉をくれ
何も語らない言葉をくれ
俺に言葉をくれ
すべてを語る言葉をくれ

この人が歌うと、歌詞以上にかなりの重みがあります。

その少し前にはThe Pale Fountainsと同じレーベル
Operation Twilightにいたとはとても思えない音楽性ですが
「St. John」でのトランペットの入れ方などを聴くと
意外と似ている部分もありそうです。

「In A Manner Of Speaking」↓
http://www.youtube.com/watch?v=U2xs8NauMNk
http://www.youtube.com/watch?v=1ak1bckaKS4


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