ナイジェリア人とイギリス人のハーフ、Sade Aduによる84年のファースト・アルバムです。この作品はカルチャー・ショックでした。70年代終わりから米国チャートをフィルターとして音楽を聴いていたのですが、84年秋のある日、たまたま友人に勧められたのが始まりでした。今までに聴いたことがなかったジャジーな洗練された音楽、ハスキーで艶やかなヴォーカルと、どちらも完璧でした。84年までの米国チャートには恐らくないタイプの音楽だったからです(皮肉にも翌85年に「Smooth Operator」が米国でヒットしましたが)。
レコードを買って歌詞を読んで、ついでにライナーも読みました。そこに彼女のインタビューの言葉が載っていました。
「そうよ、私の根本にある野心は、女優になることよ」
「いいえ、本当の私の野望って、世界をひとつにすることなのよ。私の好きなバンド、ザ・スミスのモリッシーのようにね」
この後、The Smithsのアルバムを慌てて買ったことは書くまでもありません。そして、プロデューサーのRobin MillarつながりでEverything But The Girlを聴くなど、今まで気になってはいたのになかなか聴く機会がなかった英国音楽へと導いてくれました。Anna DominoなどCrepusculeのアーティストに目を向けさせてくれたのもこの作品です。
翌85年はThe Smiths、Prefab Sprout、Lloyd Cole & The Commotions、Everything But The Girl、Sadeがそれぞれセカンド・アルバムを出し、New Orderが「Low-Life」を、Kate Bushが「Hounds Of Love」を発表するなど、今思うと一番良かった時期かなと思います。英国音楽全体では不作が叫ばれていた頃ではありましたが。米国ではSuzanne Vegaがファースト・アルバムを出したのがこの年です。
Sadeのアルバムはその後85年の「Promise」、88年の「Stronger Than Pride」と続けて聴きましたが、ファーストの衝撃には及びませんでした。なんだか聴くたびに眠くなるようで今ではたまに聴く程度になっています。
Smooth Operator↓
http://www.youtube.com/watch?v=efdfGeUKXuU
Your Love Is King↓
http://www.youtube.com/watch?v=8fpLsu5PzxA
When Am I Going to Make a Living↓
http://www.youtube.com/watch?v=Gjj_QjIfn2c
レコードを買って歌詞を読んで、ついでにライナーも読みました。そこに彼女のインタビューの言葉が載っていました。
「そうよ、私の根本にある野心は、女優になることよ」
「いいえ、本当の私の野望って、世界をひとつにすることなのよ。私の好きなバンド、ザ・スミスのモリッシーのようにね」
この後、The Smithsのアルバムを慌てて買ったことは書くまでもありません。そして、プロデューサーのRobin MillarつながりでEverything But The Girlを聴くなど、今まで気になってはいたのになかなか聴く機会がなかった英国音楽へと導いてくれました。Anna DominoなどCrepusculeのアーティストに目を向けさせてくれたのもこの作品です。
翌85年はThe Smiths、Prefab Sprout、Lloyd Cole & The Commotions、Everything But The Girl、Sadeがそれぞれセカンド・アルバムを出し、New Orderが「Low-Life」を、Kate Bushが「Hounds Of Love」を発表するなど、今思うと一番良かった時期かなと思います。英国音楽全体では不作が叫ばれていた頃ではありましたが。米国ではSuzanne Vegaがファースト・アルバムを出したのがこの年です。
Sadeのアルバムはその後85年の「Promise」、88年の「Stronger Than Pride」と続けて聴きましたが、ファーストの衝撃には及びませんでした。なんだか聴くたびに眠くなるようで今ではたまに聴く程度になっています。
Smooth Operator↓
http://www.youtube.com/watch?v=efdfGeUKXuU
Your Love Is King↓
http://www.youtube.com/watch?v=8fpLsu5PzxA
When Am I Going to Make a Living↓
http://www.youtube.com/watch?v=Gjj_QjIfn2c
ロビン ミラー大活躍の時期ですねッ。
意外にもこのアルバムがきっかけでした。
英国派・米国派、ロック派・ポップ派・R&B派、
すべての洋楽リスナー層を唸らせた音楽だと思います。
Robin MillarといえばPale Fountainsの
「Thank You」もそうでしたね。