男女デュオThe Dreamersの男性
Kevin WrightことMr Wrightのニュー・アルバム。
コンピレイションでお馴染みのレーベル
米国・Series Twoから3月に発売になっています。
The Dreamersのファースト「Day For Night」は
個人的には奇跡のような名盤ですが
Sarah Nyberg Pergament(Action Biker)が
ヴォーカルの曲がとくに好きなので
今回のMr Wrightのアルバムは正直言うと
それほど大きな期待は持っていませんでした。
しかし見くびってはいけません。
カントリー、ジャズ、ボサノヴァ、ラウンジ・ミュージックのほか
タンゴを取り入れた曲もあり、無国籍な雰囲気も漂っています。
懐の深さはThe Dreamers作品以上かも知れません。
しかも全曲イントロが驚くほど印象的。
確実に心を鷲づかみにされます。
アルバム通してアコギとドラムが目立ちますが
アコーディオン、ヴァイオリン、金管楽器なども効果的に使い
表情の違う10曲を作り上げています。
曲によって微妙に違うギター・サウンドが堪能できます。
そこに渋い声で呟くような
独特のクールなヴォーカルが乗るわけですが
それが実に曲によく合っています。
MySpaceでも聴けるジェントルな「The Arrows」が
個人的なベスト・トラックですが
もちろん捨て曲はひとつもありません。
「Look At The Stars」という曲は
The Monochrome Set~Scarlet's Wellの
Bidとのデュエットです。
またまた訪れてしまいました。
The Dreamersのファースト「Day For Night」は実は、このブログを読んで購入したのでした。
もうもうもう、ほんとにおっしゃる通りの素晴らしい1枚でした!
この2か月ほどで5枚ぐらいCDを買ったんですが、いちばんヘヴィロテしてます。
はじめはMr Wrightの独特な歌唱法が少し違和感がありましたが
聴き込むうちに、あの歌唱法がくせになってしまいました。
あんまり気に入ったので、アタシは先日
Mr Wrightの「FancyMan」を入手しました。こちらもとても味わい深かったですよ。
素敵なアルバムを教えてくださって感謝しています。
いつでも歓迎いたします。
「Day For Night」良いですよね!!
多分、このアルバムは一生聴き続けるのではないかと思います。
私もMr Wrightのヴォーカルは最初は苦手でしたが
何度か聴くうちに耳になじんできたようです。
この人の過去のアルバムは聴いたことがなかったのですが
以前買ったエル・レーベルのコンピに
昔のAlways時代の曲が何曲か入っていたので
引っ張り出して聴いてみましたが
こちらは微妙な感じでした。
今回の作品はなかなかよくできていて
結構オススメです。
それでは、お体に気をつけてください。